2011/03/11 (Fri) 一番星はどこかしら？

 3月9日の吹奏楽団の2部で、まどみちおさんの詩を用いた「語りと吹奏楽のための」という曲がありました。

どれもなるほど・・・と思うものばかりなのですが、通常なら、一気にパソコンで打ちたいところですが、左手が思うように動かない・・・じゃなくて、動くんだけれどあとで、じわ～～～って痛くなるので、お気に入りから一つづつ紹介したいと思います。

あとで、また時間ができたら、動画にもあげてみたいです。




おんがく

かみさまだったら
みえるのかしら

みみをふさいで
おんがくをながめていたい

目もつぶって　　花のかおりへのように

おんがくに　かお　よせていたい

口にふくんで　まっていたい

シャーベットのように広がってくるのを

そして　ほほずりしていたい
そのむねに　だかれて

さかな

さかなやさんが
さかなを　うっているのを
さかなは　しらない


にんげんが　みんな
さかなを　たべているのを
さかなは　しらない

うみのさかなも
かわのさかなも
みんな　しらない



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