虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~
虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??
カテゴリー「出会った本たち」の記事一覧
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- 2009.05.08 ナイスは生きている
- 2008.01.06 性虐待の父に育てられた少女
- 2007.02.14 生きろ、生きろ、生き延びろと背中を押された本
- 2007.01.25 沈黙を破って
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内容紹介
2007年2月7日に91歳で他界した父森田宗一のとっておきの話が「ナイスは生きている」でした。昭和24年家庭裁判所創設以来一貫して少年審判の判事として非行少年に寄り添うことに情熱をかけた父の原点は、子ども時代のナイスとの出会いにありました。
森田ゆりさんのエンパワメントセンターのHPへ。http://www.geocities.jp/empowerment9center/index.html
私は、いろんな人にこの本を届けたいと思っています。ワンコイン(500円)で暖かい気持ちになれる本です。
子育て中の人や、職場でリーダーになれる(なっている人)にはお勧めです。
初版で買っておいたけれど、あとがきを読んで美術系の学校の先生なんだ・・・と思ってすっかり閉じていた。
絵で表現できない私はそのあたりにコンプレックスを刺激されるようでイヤだったのだと思うけれど、内容的には、あら~~~
この心の葛藤はわかるわ・・・とか。
父親の偽善者ぶりは似てるわとか。
一気読みだったけど、記憶にない部分もあるので、きっと読んでいるうちに人格交代があったのかもしれない。
性虐待をきっちり書く為にほかの虐待のことについては語られていないけれど、私は性虐待が単独であるとは思えんし。
夫婦間での眼に見える暴力はないかもしれないが、家族としてどう機能不全だったのか?が書いてないのですとんとしない。
この人は、スペシャルなサポートがたくさんあって、快復をしているように思う。
それでも苦しいそうだし、辛かっただろう。
私は思う。
大人になってからのサポートの濃さよりも、子ども時代のCAPだな・・・と。
たった一人でいいから信頼できる大人に出会ってもらうほうが解決が早いような気がする。
VE・フランクルの本
夜と霧 みすず書房 ¥1575
ヴィクトール.E.フランクル
池田香代子翻訳
それでも人生にイエスという
VE・フランクルの本
夜と霧 みすず書房 ¥1575
ヴィクトール.E.フランクル
池田香代子翻訳
山田邦男・松田美佳翻訳
この2冊は、本当に自分は生きる価値があるのかと、悩んでいたときに読んだ。ときかく一気に読んだ。
夜と霧は、事実を知らないでのうのうと生きてきた自分に腹が立ったのと同時に、暴力は許さないという気持を持った。
120センチの背の高さで、命の分かれ道であったこと。
当時娘は110センチくらいだったから、私はそこにいたらどうやって彼女の命を救えただろうかと、考えた。
私のことだから、自分もガス室へと並んでしまうかもしれない。
でも、それではいけないのだと、今であれば思う。
すさまじさが伝わってくる本だった。
でも、その時この人たちよりは、まだましだと思う自分が情けないと思った。昔々から戦争・暴力はやめて!と叫んでいるのに気がつかなかった自分が情けなかった。
それでも人生にイエスという
この本は、生きろ!生きて生きて生き延びろ!そんな風に読んだ。
どれだけ苦しい思いをしても、生きていて良かったと思えるような人生を歩もうと思われる。
トラウマを抱えた被害者の苦しみ。
いつまでも、記憶の中で苦しんでいる人。
人生を捨ててしまいたい人。
時間を止めてほしいと、戻してほしいと何度願うだろう。
暴力から抜けるために私たちがしなけれならないことはなんだろう。
ここでも、子どもは犠牲者だ。