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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 ●サバイバーによる詩の贈り物

そして最後に是非紹介したい詩があります。
サバイバーによって書かれた詩です。

この詩をどうか周りの方たちと分かち合ってください、と託されました。
いかに悪循環を断つという事が必要かということ、自分でやっていくことが必要かという事です。


近親かんを受けた子どもは 愛らしいけれど、とても悲しい存在

いつも 自分が悪いと感じている

その子は とても賢くて 

まわりで起こっていることに気がついている

自分のまわりで起こっていることが

不当だという事も知っている


その子に聴こえてくるのは夜のささやきだけ

その声は恐ろしく 彼女の心は不安でいっぱいになる

秘密というのはひどいこと

心に閉じ込めるなんてあまりにもひどいこと

おびえと恐怖がやってくる

まわりの人はその子が嘘をついていると思ってしまう

彼女は愛されずに  ひとりぽっち

そして彼女の心は涙でいっぱい


友だちをつくることもできない

彼女の心は傷ついている

夜眠る時も傷ついている


そして彼女は祈る

神様  私は死んでしまいたい

そうしたら私がどんなことをされたのか、

まわりの人にわかるだろう


子どもの人生は幸せであるべきなのに

彼女は自分の魂の深いところにまで

まるごと人間として優しくされたい気持ちを持っている

どうか自分の子どもの話に耳を傾けてください


そして、たくさん愛してあげてください

なぜなら子どもは教えられたことのみから学んでいくのだから。



皆さん、ご清聴ありがとうございました。
(拍手)



質問の所に書いてあったひとこと

性虐待を受けたからといって、残りの人生が

メチャクチャになる必然性はありません。


再び、自分の人生のコントロールを取り戻すことが

できるのです。


私は、この言葉はその通りだと思って生きています。だって、被害を受けた側が悪いわけではないのだから。
けれども、多くの混乱と戦う事は必然かもしれません。
奪われたものを取り戻すには、難しいことも多いから。
けれど、手伝ってくれる人が必ずいるはず。

いなければ、とっくに命が消えているくらい、心は闇の中で暗く死の谷へと歩いているのだから。

でも、今命があるという事は、「戦え!」という事だと思うし、生きてその酷さを生き証人として、どうどうと生きることで、加害がとまるかもしれないと私は思うのです。

あなたのしたことは、全部私は知っている。
忘れない。
そのことを覚えておいてと「生きることで加害を止められる」と私は信じているからです。

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