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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 90度までしか上がらない左腕。

でも、9日にはステージがある。
吹奏楽団のミュージックサイン。

いままで私が担当してきたことを、メンバーに振り分ける。

それぞれ、「頑張ります」と言ってくれる。

ろう者は、だれと、誰が頑張るんだよって話すと、目をキラキラさせて、応援に行くとチケットを買ってくれた。

相互作用が働く。

ろう者は手話を教え、私達は手話を学ぶ。
ただ、教える教わるだけの関係を越えて、人と人として、繋がる。

聴こえる人が入り込んで行ったろうの世界に、混沌として、聴こえる人に合わせなければならないと、いうスイッチング。


聴こえないあなたのままでいいという合図がなかったために、深く傷ついて自信を失っていた。

手話は本当に魅力的な言葉なのに、それが生かされない。

なんとも皮肉なことだろうと・・・・。


理解してもらえる人をふやすために指導してきたのに、一番理解していなければならない通訳者の無理解に苦しむなんて皮肉だと思う。


それでも、ろう者は指導することをやめない。

1000人に一人くらいの割合でも、理解してくれる人を見つけるために、手話を教え続ける。

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 みっち。

久しぶりに聞いた。子どもの頃の私の呼び名。

michieだから、みっち。

今年、中学校の同期会を開こうと、同級生たちが頑張ってるって、年末に連絡が来てた。

piano大好きだった私が、どうして弾かなくなったのかな?ってぼんやり記憶をたどるけれど、思い出せないし、多分思い出すと、芋づる式で別なものも出てくるかもしれないと思って、無意識にふたをしているのかもしれない。

父からの性虐待が日に日に、ひどくなっていったころだし、高校受験とかいろいろ。

両親が正式に離婚したのは中2。
そして、私が父の妻代わりに、性生活まで担当することになったのも、同時期。

小学校までは音楽大好きっ子で、なんでも挑戦してて、いつもクラスの代表的な見本みたいな役だったし、全校朝会でも、舞台に立っていろいろ演奏したりしてた。

中学になってから、意地悪や、いやがらせが増えて。。。

でも友達もいたから・・・・。

あれ??     まーさんみたいだね。(笑)


先日久しぶりに電話で話したみえちゃん。

初めて知ったけれど、身体が弱くて学校は休みがち。
中学から一緒になって、クラスは違うから良く知らなかった。


ねぇ・・・。
文化祭で、独唱した時に、なんで私に、伴奏頼んだの?


いろんな人に聞いてみたら、同じクラスのYさんが「みっちだったら弾いてくれるかもしれないよ」って。
あのころ、みっちはpianoがうまいってみんな言ってたし(驚き!そうだったのか・・・)

きっと優しいから断らないと思うよって他のだれかもいっててさ・・・。

それで声かけたら、家で練習しようって、誘ってくれて・・・。

あ~~家から学校は近かったもんね。

それと、みっちはいつも元気で、誰にでも優しくて、楽しかったよ。(へぇ~~)




それで、大好きな先輩の手紙あった文章の「友達といるみっちの笑っている顔」っていう文章の謎が解けました。(笑)



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 勘違いもあって、4日間通院できなかった。
木曜日は、あれこれあって・・・。
金曜、土曜は学会で休診。
日曜は当然おやすみ。

朝・・といってもかぎりなく昼。

駐車場がいっぱいで、診察券だけを置いて、人周り。

電車通りで、ひとだかりが・・・。

事故?
でも車はないよ。

良く見ると高校生とおばあちゃん。

車から降りて、話を聞くと、突然倒れて、額にけがをしている。

高校生が、一生懸命ティッシュをだして止血しようとしていた。

声をかける。

「どうしたの?」

「突然倒れて、頭をぶつけたみたいで・・・」

おばあちゃんの意識はある。

けがは、ちょっと深い。
高校生はまーさんの後輩だった。


聞いた。

おばあちゃん、病院に行った方がいいと思うけれど、通っているところある?


する2本となりの内科に行ってきたばかりということだった。
一人で大丈夫だというけれど、ふらふらしているので車に乗ってもらって、事の成り行きを話して、治療してもらえるように頼んできた。

そして、高校生の優しさを伝えた。

他にも別の高校生や偶然だけれど、電停で知り合いも近くにいたけれど、勇気をだして声をかけることは、なかなかできないことだと思い、彼女らに「ありがとね」と伝えたら、とてもいい笑顔を見れた。


そして、私は自分の治療に行き、待つ時間も少なく帰ってきた。


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 ひそかにMISIA好きな私。でも、歌えないんだ。難しいんだもん。(笑)



我が家に最初に家族になったにゃん子は、かすみ。

HPを作るにあたって名前を借りた、家族らしい一番の友人がかすみ。

もちろん、妹も大好きだったから、一緒に暮らしてたよ。

妹は4歳から私と一緒に頑張っていた。

父から守りたいその一心で連れてきた。
いわば、父親から拉致しちゃったんだ。

その妹が一年生になる時に、私が泊まりの時に「一人でいい」と、夜を過ごすことになって、自分も一人で夜を過ごすことはそんなに子どもにとって大変な事態だと、感じてなかったから、(笑)

本人がそう言うんだから・・・みたいな気楽さだった。

もう穴があったら入りたいくらいのこと。

それには娘のまーが学童をやめる時のように、預けていたお家の娘さんやら息子さんから苛められてたと知ったのは、ずっとあとのこと。




かすみはオス猫で、まだ目も開いてなかった。

川に捨てられるところを、引き取った。
妹の遊び相手になったらいいのかな?くらいの気持ちで。


でも、目も開いていないってことは・・・・。まだ母さん猫からおっぱいをもらわないと生きていけないってことで、私はかすみが「ふにゃー」って言うたびに、ミルクを指に浸して、かすみの口元にもっていき毎日、毎日。

生命力の強さってすごい。

そして賢い。

妹が寝るまでは同じベットに添い寝してくれてて、私が寝る時間になると、私の上で寝る。

そして、私のわきの下で、ぐ~っ、ぱ~をくり返し、出ないおっぱいを探る。

何年もずっとそうだった。
かすみと一緒にいられたのは、3年くらいだったけれど、知識がない中で、新鮮なお水を用意していなかったことと、当時のカルカンばかりを食べさせていて尿路結石になって消えていった。

かすみとの同居が始まって何年かあとに「こなつ」ってにゃん子を連れてきた時は、かすみはにゃん子を見たのが初めてで子猫のこなつが近寄るたびに、逃げていた。(笑)

まさに「かすみ」は私をお母さんだと思っていて、自分が猫だなんて思っていかなったと思う。(笑)

その時の逃げ方・・・・・。今思い出しても笑っちゃう。

そのかすみは、私達が落ち込んでいるとそっと膝のうえに来てくれたり、添い寝してくれたり、気ままなんだけれど、人間のことを良く知っている。

かすみと、こなつの子どもが3人生まれた。
ひとりのヨモギは森にもらわれていった。

くろちゃんは、階段から何度か落ちて多分障がいを持った。
その後かすみと同じ時期に側からいなくなった。
しろは、しばらく一緒にいたけれど、突然神隠しのように考えられないことに消えた。

鍵のかかった家から消えた。


こなつは13年生きて、まーが一年生の時に神様のところに出かけた。

まーはこなつが自分の母だと思っている。

私達がにゃん子を神様のところに返す時は、讃美歌の「いつくしみ深き」で送る。

こなつの遺骨は今も私の部屋に置いてある。

それからしばらくはにゃん子がいなかったけれど、やっぱりいないと寂しいからと、以前住んでいたところにもらいに行った。

一人の予定が、2人になった。
ももと、なな。

しばらく二人だった。
そのあと、まーが野良猫「でんで」を連れてきた。

おいで・・っていうと、ついてきたと湯の川から、我が家まで自転車を降りて、横断歩道を渡って・・・。

そのでんでは、生粋の野良だったから、ごみはあさるし、トイレも・・・まったく。

おおきなでんで。

居住権が先にあるももと、ななにはとっても迷惑な話。(笑)

それでも、まーは、でんでを放さない。
そのうち、なながやせてきた。

ももも、弱ってきた。
ご飯が安心して食べられないのと、ストレスだろうと、思う。

だから、でんでは、私の部屋へ。

ももと、ななはまーの部屋へ。


しばらくそれで平和に過ごした。

でも、でんでは野良。

どうやっても外に出ていく。
そして


もも、ななも、外に出るようになってしまった。


帰って来るまで心配で、それまでつけていなかった首輪に鈴をつけて。

ももは、ちゃっかりもので、ご近所にまるで「ここは私のおうち」と言わんばかりに、あちこちでお世話になっていた。

そのうち、戻ってこなくなった。
まーがいうには、ももが必要なおばあちゃんの家にいるんだよ。

しばらくして、でんでが出かける姿が「バイバイ」って言ってるように感じた。

追いかけてもこういう時はつかまらない。
だから。

私は「いつでも戻ってきていいんだからね」


でも、帰ってこない。

今はななだけが、我が家の家族として、ごろ~ん。


MISIAの写真をみると、でんでみたいだな…って思っていた。

大きくて、しましまで。

私はあまり写真を撮らない。 悲しくなるから。 いなくなった時に、もっとこうしておけばよかったと思ってしまうから。

かすみ。ごめんねお水のこと知らなくて。 でもありがと。

こなつ。ごめんね。最後に側にいなくて。

しろちゃん、どこにいっちゃったの? すぐ帰ってくるねって言ったのにね。どうして待っててくれなかったの?

くろ、ごめんね。階段のドア開けていて。 痛かったよね

ヨモギ。幸せでしたか?

もも 元気? 帰ってきていいんだよ、待ってるね でんで・・・。チリンって戻って来てよ。

なな。長生きしようね。 もうすぐ誕生日だね。いくつになるんだっけ。10歳?

君たちがいないと、さみしいんだよ、かあちゃんだってさ・・・。 かすみ。 名前貸してね。(笑)

ありがと。大好きだよ。私の家族で居てくれてありがとう。 ブログランキング・にほんブログ村へ
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 気になっていたコケ子のこともあったけど・・・・。


おーちゃんからの電話の内容を伝えるのに、電話をした。

タッカの話を聞いていて、そんなに長く生きていくのは難しいんだろうな・・・と思っていた。

私は、何度も何度も、自分の命を捨てたいとつい先ごろまで思ってて、そのたびに「違う」と自分自身の中の葛藤、娘の言葉、夫の言葉。

そしてタッカの「いいかい、michieさん・・・不本意かもしれないけれど、両親がいて、生まれてきたのがmichieさん、そして今生きているんだよ」と何度も何度も同じことを語られて、今がある。


生きていなかったら、先日のあうん堂でのレコーディングも無かった。


猫のミーシャ。
上田農園の飼い猫なのかな?と思っていたら立派なのら猫だった。

農園のそばだから、食べるものには困らないだろう。

でも、トラックやいろんな機械があるから、危険はいっぱいだっただろう。

タッカが、突然上田の農園に行ってからの最初の友人。
タッカは実家で犬と一緒にいたことがある。
猫はあまり好きじゃなかったらしい。(笑)



死というのは、神様がこの世の中での役割が終わったら、「こっちに戻ってもいいよ」と連れて行ってくれると私は思っている。

だから、「まだ終わらないの?」と何度も神様に訪ねていた。

こんなに苦しいのに、まだ生きていて
すべきことが私にあるのか?と・・・・。いつもいつも思っていた。

このブログをずっと読んでくれている人はわかると思うけれども、自分の人生がとても苦しいと感じていた私にも、楽しいことが増えてきた。

うれしいことも増えてきた。

発見やら、いままで以上にできることも増えてきた。


ありがとうと、伝える相手、ありがとうと伝えてくれる相手。


こんなことをしたい、協力してよと。

私は私ができることは、したいと思うし、役に立つのだったら、それはおしまない。

虹、優しさの種まき、向日葵の笑顔。

信じて。

ずっと歌っていたんだろうね。

電話の先に、guitarの音があって、話をしながら、口ずさんでいた。

私も電話を片手にpianoの所に行き、参加した。


コケ子のこと、ミーシャのことは電話をきる直前にブログに書いたよと、伝えられた。


ああ・・・。そっか。二人へのレクレイムだったんだ。


人はもちろんだけれど、そばにいた猫や、鳥、犬・・・・本もそうかな。ぬいぐるみ、毛布。

その子たちがふっとそばからいなくなると、ぽっかり心に穴が開く。

家の中で音がしなくなる。


二度と逢えないとわかっていても姿を探す。


そして、そのぬくもりは消えない。


私はコケ子に会ってたかも知れないし、会っていないのかもしれない。
農園に行った時の写真にコケ子が映っているかもしれないけれど、見分けられない。

コケ子が産んでくれた卵も食べたかもしれないし食べてないないかもしれない。

ミーシャには、遠くで出逢ったかもしれない。

わからないけど、神様のところに行ったら、「michieさんはもう少し生きたい」って言ってたと、伝えてほしい。
多分、知っているとは思うけど。


ありがとう。

私も忘れないよ、命がそこにあったこと。



















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