2010/02/04 (Thu) やっぱり聴こえない人が好きだ。（笑）

今日は、Fさんの通院で久しぶりに二人で語れる時間があった。

いろんな話をしている中で、言葉とか、年齢とか、性別を超えて「ほっと」を私に与えてくれる。

このFさんに私は手話通訳者としてのポリシーを学びそしてそれを伝える努力をしてきたんだ。


あ～しろ、こ～しろとは言わずに、「やってみたらいい、そして、それから考えればればいいんだ」いつもそういって私に勇気をくれた。

二人とも新しいことが好きで、思ったら動く！という行動パターンの持ち主だから、きっと気持ちもチャレンジしたいことも似てたのかな。

彼を見てると思う。
人を育てようとしている時には、徹底的に褒める。

そして、ある程度育ってきたら、満面の笑みで私たちを見つめてくれている。

本当に子育てのように、してくれる。

最近こそ、私は褒め言葉をもらったことはないけれど、「いいぞ、行け！」という表情でエールを送ってくれる。

表情をみているだけで、私を受け入れてくれているかどうかがわかるのは、ろう者の力をもらったからだ。

言葉になってなくても、この人私を嫌いだろうな。。。ってわかるんだよ。


表面はにこにこしていていても、裏で何を思っているのか。。。なんて感じることもいつものこと。

見透かしているわけじゃないけれど、わかっちゃうんだから仕方がない。


そしてその人の行動パターンもわかっちゃうんだ。


わからないのは、自己中心的な考え方をどうしてずっとしていられるんだろうと、不思議ちゃんの人はいるけれど。


自分を守るために、他人を傷つけても平気って自覚しながらしている人もよくわからない。


先日まーさんが言った。

「かあさん、クラスにさぁ・・・・・お母さんなんて死んじゃえばいい。って叫んでいる人がいて、思わず振り返っちゃったんだけど・・・・」


そんなことを思うって悲しいね。
まーは、母ちゃん好きだから、そんなことを思うこと自体わからないけれど、家の中でなにがあるんだろうね。

まーって自由に生きているんだなって最近思うよ。

自由に生きているまーが羨ましいから、なんかいじわるされるのかな？

今日だって、予餞会のダンスの練習で一番に覚えたし、練習もしてたのに、見ていてだれが一番ダメだって思いますか？ってまーの元友達が聞かれたんだ。

そして、視線があって、「まー」って言われて、「ええ？？」って思ったさ。

誰よりも先に覚えたし、まー踊れるし。

だけど、よく考えたら、そのメンバーの中で名前を出せるのは「まー」だけで他の人だったら、またいじめられるのかな？と思ったら、まーーーいいやって思ったけど、地味にショックだったよ。

けど別の人が「まーは大丈夫」って言ってくれたからよかったけど、練習もしていない人に言われたくないわ！！ってむかついたよ。

なんて、言ってました。

いじめって、怖いのね。

ちょっとでも気に食わないと徹底的にするし、いつ自分が身代りになるかわからないし、ホント世の中変だなって思うことばっかり。


そんな中で私にホットをくれるろう者って、ものすごくありがたい存在です。