2011/02/23 (Wed) コケ子さんのその後・・・。

 コケ子さんは、少し静養をしたあと、鶏舎に戻ったらしい。

聴くところによると、産卵する機能に傷がついてて、そこが大きな傷になって、お尻の方から化膿しているようです。

そして、その化膿している部分から分泌液や匂いがするので、他の鶏から攻撃を受けるらしい。


人が出来ることは、産卵箱から卵を採卵する時に、普通はすべての鶏を下ろすのだけれど、コケ子だけそこにかくまってあげること。

餌を食べる時は、餌のあるとことに行かなければならないだろうし・・・。

まさに自然の約束。


私、考えたんです。

人間がなぜ少し自分と変わった人を受け入れなくなってしまったのか？って。

食べ物も買えば済む時代。

育てなくても、お金さえあれば何でも出来ちゃうんですよね。

私も、それに近いですけど、テレビを個人の部屋で見て、パソコン、携帯をいじって。


そこにすわっていればなんでも用が足りちゃう。

人との関わりも、サイトやメールみたいに顔を見ないで、ぶちぶち切ってしまう。

動物の親子は、独り立ちするまで本当にしっかり親の役割を果たして、自立させていける。でも、その後の世界はとっても厳しい。

人間は少なくても18年間かけて一人の人を育てていく。
そして、なにかしらその時々で、援助をしたり、話を聴いたりできる。


なんか、野生化してってるのかな、人間・・・。そんな気がしました。

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