2010/06/25 (Fri) 久しぶりの柳 美里

彼女がこどもを産むころ最愛の人を亡くした。


その頃の本を読みあさった。同じ匂いがすると感じていたからだ。

在日であることからかと思っていたのだけれど違った。

セクシャルアビュ－ズ、ネグレクト、身体的精神的虐待、すべて同じだ。


違うのは私は本能的に娘を守りたいという力が大きく連鎖を切ることに神経を使って子育てした。


妹には手を挙げたこともあるけど娘にはしていない。

知識と社会の中で孤独にさえならなければ虐待には至らない。


同じことをするものかと踏ん張る力と支えがあれば連鎖は切れる。シ－クレットファミリーぜひ読んでほしい。


私は美里さんの中にいるこどもの叫びが聴こえていたのは本当だったのだと確信した。


今脳神経外科の通院。
疲れ果てて私の膝っこで寝ている娘。

この五日間とても苦しかった。変わることの出来ない痛みを抱えて辛かった。

側にいるだけで安心して眠りこける。それだけで充分なのにそんなになにを期待するのか？


こどもは親のために生まれてきた訳じゃない。



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