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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 今年の最後の仕事、虐待をした父にあい別れを告げることが出来ました。 


私の家族と妹と甥っ子たちの力を借りて初めて親子らしい会話が出来たように思います。 

先日ま-さんが頂いた「文部科学大臣賞」の表彰状、表彰式のDVDを持ち見せて来ました。 

「偉いexclamation偉いexclamation」と何度も褒める姿があり、お年玉を「奮発しよう」と追加分のご褒美を渡していました。 


私はそれを「自分のこどもにもしたかっただろうなぁ…」と父の苦しさをホンの少しかいま見ることが出来ました。 


小学校6年生の時にアメリカ軍に攻撃された時の話しも初めて聴き戦争が残した傷の大きさも知り「この人も自分が生きてることに運命的なものを感じたり引け目を持って生きてきたんだ」とわかりました。 


DVDプレイヤーがなく見たいものがあるけれど見ることができないというのですぐ近くにヤマダ電機があったので夫がお金をもらい買いに行き、使い方を説明しました。 

認知症もかなりあるのでだんだん支援者になっていく私がいました。 


何度も何度も使えるようになるまで…(笑) 

孫との会話を聴いていると本来はこどもが大好きな人であることも私が昨年送った新聞記事も毎日眺めているだろうもいう形跡もありでした。 


写真も飾ってあり親としての彼は私や私の家族を案じているのだということも理解できました。 


多重であることは多獣でもあるんだとやっぱり暴力の連鎖を切るために私は生まれ生きて来たのだと思います。 

最後に「元気でね。ありがとう」と父の顔を見て目を見て伝えてきました。 


びっくりしてましたが、一瞬だけ心が通った気がしました。 


見送ってくれていた父は一度家に戻りかけましたが車が見えなくなるまでずっと外にいました。 


やっと親子に戻れた、そう思います。 
来てよかった。 

やっぱりパパは大好きな存在だった。 


なのに認められないことが私は悲しかった。 


ただそれだけ。 


それがわかるのには傷が深すぎた。 


ただそれだけ…。

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