虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~
虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??
- 2025/02/03 (Mon)
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- 2010/10/21 (Thu)
母、はじめて現実を知った日
まーさんが、中2の時10日間ほどの家出をしながら登校していた時期があった。
私の記憶は、朝うだうだとしている彼女にどうしても心の中では近寄ると、暴力的な私が出てしまうのがわかっていたので、出来るだけそうならないように、していた。
が・・・・。
ある日ベットの上まで、あがって胸倉をつかんで「てめぇ いい加減にしろ。登校拒否も自由にやって、塾にも行けて、何の不足があるんだ」とすごんだ。
これについても、私はとても反省している。
でも、夫のブログをみると、まーさんに、馬乗りになり、首を絞めたと書いてあって、妹には高校生の時に、あざがつくほど力を込めたことがある。
それも、ごめん・・・なんですが。
まーには、それだけはしていないと自分では、思っていたのだけれど、先日勇気を出して聞いてみた。
「ねぇ。まー。中2の時の家出って、かあさん君の首絞めたの?」
「胸倉をつかんだだけじゃなくて?」
そう聞いたら、「うんとね・・・」
「胸倉をつかんだ日と、首を絞めた日は違う日でね、かあちゃんは、覚えてないだろうなって思ったから、言わなかった。もちろんとうちゃんには、相談したよ。」
「それでね、いつもなら、まーがかあちゃんには、力で勝つじゃん。でも馬乗りになってきた時は、顔も目もちがってね、ああ。。。男の人なんだってわかったんだ。ちょっと母さんをどついても、びくともしなかったし」
「それでね、ちょっと大きな声を出して、ひるんだすきに倒したら、いつもの母ちゃんになったんだ」
「でもさ、まーそのままだと、大好きなかあちゃんを殺してしまうかもしれないって思ったから、逃げたんだよ。
もちろん、かあちゃんが怖いって気持ちもあったけれど、自分が母ちゃんを殺しちゃったら困るし。」
そういう会話をした。
それについては、まったく記憶がない。
私が傷つくと思って、黙っていてくれていたんだ。
けど、私は登校拒否を続けるまーの理解者で学校と闘いながら、「なんでおまえだけ優遇されるんだ」という自分の中の声があることを知っていた。
それが、朝の時間に自分じゃない自分に交代したってことなんだろうと思う。
妹も、まーも、ある程度私より力があるので、払いのけてくれることで、私のしている暴力的な行為に歯止めがかかる。
たった1回でも、してはならないこと。
ごめんね・・・って泣く母に、「かあちゃんが悪いんじゃないんだよ」と、抱きしめたり、頭をナデナデしてくれるが、なんともつらい。
こうやって、危険とか、嫌なことから子どもの時は、回避してきたのだろうと、脳の回路がつながったんだろうと、人格交代することで、死なないで来たんだろうと思うけれど、自分の愛しい、大好きな娘の首を絞める母も、あわせもっている。
してしまったことを悔やまないけれど、「なんで?」って。
自分で大切に育ててきたまーに、何すんの?
そう自分に言いたい。
それでも「かあちゃん、大好き」と、毎日布団の上ででんぐり返しをしたり、スリスリしに来たり、寝るときには、う~みさんのCDをこっそりかけてくれたり。
まーの器の大きさに、完敗です。
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私の記憶は、朝うだうだとしている彼女にどうしても心の中では近寄ると、暴力的な私が出てしまうのがわかっていたので、出来るだけそうならないように、していた。
が・・・・。
ある日ベットの上まで、あがって胸倉をつかんで「てめぇ いい加減にしろ。登校拒否も自由にやって、塾にも行けて、何の不足があるんだ」とすごんだ。
これについても、私はとても反省している。
でも、夫のブログをみると、まーさんに、馬乗りになり、首を絞めたと書いてあって、妹には高校生の時に、あざがつくほど力を込めたことがある。
それも、ごめん・・・なんですが。
まーには、それだけはしていないと自分では、思っていたのだけれど、先日勇気を出して聞いてみた。
「ねぇ。まー。中2の時の家出って、かあさん君の首絞めたの?」
「胸倉をつかんだだけじゃなくて?」
そう聞いたら、「うんとね・・・」
「胸倉をつかんだ日と、首を絞めた日は違う日でね、かあちゃんは、覚えてないだろうなって思ったから、言わなかった。もちろんとうちゃんには、相談したよ。」
「それでね、いつもなら、まーがかあちゃんには、力で勝つじゃん。でも馬乗りになってきた時は、顔も目もちがってね、ああ。。。男の人なんだってわかったんだ。ちょっと母さんをどついても、びくともしなかったし」
「それでね、ちょっと大きな声を出して、ひるんだすきに倒したら、いつもの母ちゃんになったんだ」
「でもさ、まーそのままだと、大好きなかあちゃんを殺してしまうかもしれないって思ったから、逃げたんだよ。
もちろん、かあちゃんが怖いって気持ちもあったけれど、自分が母ちゃんを殺しちゃったら困るし。」
そういう会話をした。
それについては、まったく記憶がない。
私が傷つくと思って、黙っていてくれていたんだ。
けど、私は登校拒否を続けるまーの理解者で学校と闘いながら、「なんでおまえだけ優遇されるんだ」という自分の中の声があることを知っていた。
それが、朝の時間に自分じゃない自分に交代したってことなんだろうと思う。
妹も、まーも、ある程度私より力があるので、払いのけてくれることで、私のしている暴力的な行為に歯止めがかかる。
たった1回でも、してはならないこと。
ごめんね・・・って泣く母に、「かあちゃんが悪いんじゃないんだよ」と、抱きしめたり、頭をナデナデしてくれるが、なんともつらい。
こうやって、危険とか、嫌なことから子どもの時は、回避してきたのだろうと、脳の回路がつながったんだろうと、人格交代することで、死なないで来たんだろうと思うけれど、自分の愛しい、大好きな娘の首を絞める母も、あわせもっている。
してしまったことを悔やまないけれど、「なんで?」って。
自分で大切に育ててきたまーに、何すんの?
そう自分に言いたい。
それでも「かあちゃん、大好き」と、毎日布団の上ででんぐり返しをしたり、スリスリしに来たり、寝るときには、う~みさんのCDをこっそりかけてくれたり。
まーの器の大きさに、完敗です。
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