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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 昨日は、いつもと違って、お客様が入って合図があってすぐに演奏だった。
だから、タッカは結構緊張してた。

いつもの緊張とは違って、「こんにちは、りぼんです」って言わないで演奏するって多分あまりないことだと想像する。

ポケットの中の虹が終わってから、MCを入れる。

りぼんのメンバーを紹介して、わたげを紹介して、「今ステージには6人の人が立っています」と言葉が入った時に、四角だった空気が丸くなった。

そして、「現在りぼんは、わたげと一緒に聴こえない人たちにも音楽をという活動もしています」と伝えたらまんまるになった。

私は、「お!タッカなかなかやるじゃん」って(゜ー゜)ニヤリとしていた。(ごめんなさい)

普段は、MC変わってあげたいって思うくらい。けど、タッカの言葉は丁寧だし、心がこもっているから伝わる。

kasumiはその少し前まで通訳モードでいたから、危なく手を動かすところだった(笑)

まーさんも「かあちゃん、なんで通訳しないの?あ!そうか、今日は見えない人だった」と思ったくらい、顔見知りが多かった。

その協会の理事長でもあり、インクルーシブ友の会の代表でもある島たろうさんに、まーさんが電話していて珍しく1度でつながっていたので、話したいことがあるって伝えてもらった。
けど、まだkasumiさんとじゃなくてまーさんと・・・と一度断られて(笑)

しばらくしてから、変わってもらった。

「昨日の会場の感じどうだった?」と聴きたかったの。

島たろうが言うには、「歌ももちろんすばらしかったけど、MCが最高でしたね」。

見えない私たちへの配慮がたくさんあって空気が変わりましたよ。


そうでしょ。(笑)

島たろうも、私も空気の色というか、かたちが見える。
島たろうは心の目で、私は実際色が見えたり形が見える。
・・・で

その瞬間がどこだったかと確認したかった。
kasumiのみた場所と島たろうの感じた瞬間が同じだったかを聞きたかったのだ。


ビンゴでした。v(*'-^*)bぶいっ♪

2回空気がかわったよね 

ビンゴ!!

視力の人たちも「情報障害」がある。
聴こえていればいいでしょ・・・っていうものじゃない。ステージに何人の人がいて、性別は?年齢は?服装は?普段は何している人?など知りたいのだ。

短い時間でそれをすべて伝えるのは無理。
最低の情報を保障できたかどうかで、空気は変わる。

ステージから降りた時の司会者の緊張は、歌が終わった時に解けた。
それも私が感じていた瞬間と同じだった。

これって、りぼんだからこそできる宝物だと私は思う。

島たろうは、ステージにちぃにぃもいたの?って聞いた。

ううん、いないよ。というと、聴こえてたよっていうので、後ろで写真撮ってたよと情報を提供した。

ステージには聴こえてなかったけれど、会場には届いてたちぃにぃの声も、すごい。(笑)

私たち、マイクありだったんだけど・・・・負けてるかも??




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初めて耳にしたのはいつだったのかな? 記憶がないので覚えていることから、書いてみる。 品川プリンスホテルの、朝食を食べてた時に、メロディだけが流れてこの曲なんていうんだろう・・・って思った。 ホテルの人に聞いてみたけれど、 「有線」で流れているだけでわからないって返事だった。 聞いたことあるような、ないような・・・。

そのあと、メンタルのHPでの待合室で聞いて、あ!!って思い出した。 その頃は自分の中に音楽を受け入れるゆとりがないというか、遮断してしまったので覚えられないし、カラオケでも聴くだけの世界だった。 歌の好きだった私はどこに行っちゃったんだろう?くらいは思っていたかな?

車で流れてくる娘や夫の好きな曲、もちろん自分が好きだったアーティストもあるんだけれど、歌詞もメロディもまったく右から左。 夫に、こんな感じの曲知ってる?って聞くと、「それはキャロルじゃないの?」 それでCDを買ったもらった?!

友達って言葉つまり Carol King: "You've got a friend"の friendに反応してるのかな?? なんで気になるんだろう??って歌詞カードをみた。 もちろん日本訳はその時ついてないし、けど英語はわからないしけど、じ~~っとみてたら、見覚えが・・・。(笑)

・・で夫に聞いたら、「レーナマリアさんのコンサートじゃないの?」と。 それでレーナさんのCDを探してみたら、あったわ。 というか、音源だったのか、資料だったのか、忘れたけれど「手話で表現したことがあった曲」だった。 まだ前の家のころだから、体力もあって、2ステージ市民会館で全曲に手話をつけたんだっけ・・・。 何人かで分けたけど、英語とか賛美の曲とかゴスペルはほとんど私だった。

一応クリスチャンなので、教会関係の歌は信仰を持っていない人とは解釈が違うから。 2回ともびっしりだったよね。

そうだ!
聴こえない人に今日は一番に歌を聴けたって言ってもらったっけ。 なんで?ッて聞いたら、「だって、英語は聴こえていても意味はわからないだろう?今日は歌の意味を俺たちが一番に理解できた」って泣いてた。

次の日は聴こえる人から手話があったことで、意味がわかったよってケーキもらったっけ。 記事も書いているはず。(笑) そう。 その時のレーナさんが歌うYou've got a friendは、耳にたこ位聴いたんだよね。

今思うに、その頃は活動に仕事に子育てに・・・って、必死で振り返ると殺人的なスケジュールをこなしていた。


職場はパワハラだわ、セクハラだわ・・・。

けど、「私は聴こえない人からこの仕事を与えられてるんだ」って思っていたし、天職だわ!!って指導する力とか、伝える力はそこでもらったんだ。


かなりの苛めだったけれど、耐えて耐えて(笑)

もともと、自虐なタイプだから、平気だよって。

けど心が壊れちゃって、夫から頼むから仕事をやめてくれと土下座までされたような。。。

人格交代ができるから、それぞれの役はこなせるけど、体が一つだから、疲れはたまる一方。
記憶がつながらないから約束は忘れるわ、自分の言ったことを覚えていないらしいわで・・・・。

本当に今なら、「よく耐えたね」って思うし、死なないでよかった。

そのYou've got a friendの歌詞の一部に、「困ったらいつでも私を呼んで」という言葉がある。私の名前を呼んで、季節に関係なく私の名前を呼んで・・私は飛んでいくから、大切なあなたのところへ

レーナさんの時の日本語訳。

10年以上前かな?と思うけれど、
聴くたびに、そう思っていたんだね。私・・・・。

それはろう者にも思っているし、私の友人にも、困っていた人すべてに言ってきたように思う。

いつものように、はっきり断言できないのは、記憶が途切れていて、ぼんやりな状態だから。

そう、恋愛だって、「私が必要だったらどうぞ」だったよ。(笑)

他人まかせじゃなく、今の私は、

必要とされたい私の意思があって、そう願う。

そばに居るよって私が寄り添うのではなくて、寄り添いたい意思を持っている私がいるんだなって発見。

わかりにくいかもしれないけど、私の発見。

自分が自分の意思を持っているってことに気がついた。


そのレーナさんが歌っていたことも、すっかり記憶になく、仕事をやめて1年間引きこもった。
外にも出ず、買い物にも行かず、パソコンとだけお友達の1年間。
毎日何時間でもリピートかけてて、真っ暗な部屋で、ひたすら聴いてた。

っていうか、それも記憶にない。夫から聞いた話。


CDが壊れるってことはめったにないと思うけれど、壊れて新しいのを買った。
それはまだ健在。
あの時から、もう8年目・・・・。

頑張ったわ。私・・・・。(笑)


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 今日は、朝は聾学校へ、午後からはFさんの通訳、夕方はりぼんと一緒に歌う・・・っていうかわたげ。


ばたばたしてたけど、2時間くらい家に居たり・・・してたので、ピアノを。
暗譜しようとしてて、MD聞きながら、どこが不安になるの?を確認してそこだけ、何回も弾いて。

そのあとハモリの音を確認して、発声して・・・けっこう努力してた。

だから、あまり凹んでいない、練習で上手くできなかったことが本番でできるなんてことはめったにないし、今日は声が小さくてもしっかり音をって思っていた。

できたかどうかはわからないけど、ちゃんと自分の声聞こえたし、かほのこえも、タッカの歌も聴こえてたし、全体がどうもわからないけど、なみちゃんいわく・・・PAが悪かったねと。
PAって何の略語?

つまりは、マイクや音響が悪かったってことらしい。ホテルだから仕方がないか・・・って。
きになる・・・P と A。
英語わかんないもんね、kasumiさん。(笑)

打ち合わせた時は、どのバージョン?ってタッカに確認した時に、「りぼん原点」だったので、今回はkasumiは歌わないって思っていた。

けど、今日はかほが一緒じゃん。

そう思ったので、「かほと歌ってもいい?」ってメールしたら、「もちろん」って返事が帰ってきた。

それで、かほに、「ハモルよ」ってメールしたら、「わかりました」って。(笑)

私はかほのこの感じが好き。
絶対「え~~~」ってkasumiみたいに言わない。

そのくせ、音の確認は一人でしてる。

あの~~私も同じ音で歌うんですけど・・・って思ったけど、彼女も似てて、「自分で」なんだろうな。(笑)


朝は、かほがいるから、ソプラノでと、思ったけど音にすっきり当たらないし、かほと練習してないから、それはだめ。

わざわざ凹むことはしないって思った。

二人とも凹むタイプだから、会場でかほがそれをしようとした時に、とめた。

できたかもしれないけど、できなかった時の反動が大きいし、お祝いの席だったから、確実なハモリ・・・といっても、同じところで不安定になってるって、歌いながらわかった。(笑)


経験とかチャレンジすることは大切だけど、今日は「楽しく」「優しく」をkasumiは目指してた。

お客様の中に、もと上司がいて「うへ!!」ってなったけど、「負けないもんね」って大人のkasumiは頑張った。
(その方たちの対応でkasumiはうつになったんだよね)

小さなkasumiは「べ~~だ」ってしてた。(笑)

本当に小さなkasumiは私を助けてくれる。

なみちゃんも・・・笑顔でkasumiを支えてくれる。

タッカも、kasumiが不安だって思っているあたりをさりげなく、歌ってくれる。

オープニングで硬い空気だったのが、まんまるになった。

特に司会のしっしぃ(大人のkasumiさんのお友達)の緊張がとけた。

大人のkasumiさんのお友達が喜んでた。
「どうして、kasumiさんがいるの?」って聞かれて「今日はミュージックサインなんだよ」って言うと、「じゃ、まーさんもいるの?」ってニコニコしてた。

タッカが、「聴こえない人にも音楽をとわたげと一緒に活動しています」と伝えた瞬間、ふわっと、空気がやわらかくなった。

そして、会場のみなさんが、知っているまーさんが生まれた頃、ガンガンkasumiさんを敵対していたSさんが、始まる前に「最近がんばってるよね、忙しくてやせたんじゃない?」と声をかけてくれた。
その言葉はとても優しかった。
「全体が小さいから、そう見えるんだと思うけど」

「けど、合うたびに細くなってる感じするよ」

「うん、実は今以上にやせるのは、だめなんだけど、忙しいのが好きだから」(笑)

「似てるよね」(笑)

「はい、かなり似てると思いますよ」(笑)

そのSさんは娘さんが難聴で、とても社会に対して怒っていた。

手話はいらないとも言ってたことがあるけど、娘さんは手話を使い始めた。
とても複雑そうな母だった。


kasumiは、そのSさんと活動をともにすることが多くて、いつも棘をもらってたけれど、丁寧に対応していた。
そのうちわかってくれるよ・・・って。

だって目指すところは同じだから。

最近は「手話通訳者の活動があって、我々の活動につながっている」と言ってくれてるし、「我々・・・」とは思うけれど、社会から受け入れられるには時間がかかるって知っているkasumiは、そうだよね・・・つっぱらないとやっていられないって気持ちはわかるよオーラ全開にしてた。

15年たってやっと労ってもらえる関係ができた。


時間はかかるけれど、正しいことは絶対伝わる。広がる。
応援してくれる人はたくさんできる。


かほちゃんへ。

りぼんのハモリはがっつり練習しましょう、二人で。
どのバージョンでも二人でハモリます。



どっちがアルトでも、ソプラノでもいけるようになりたいです。

ミュージックサインシンガーで行くよ。(笑)

そのうち、二人だけが歌うもしたいです。

りぼんさん、演奏お願いしま~~すって、なれたら最高かな?(笑)

さて実現するのはいつでしょう???



今日は半分以上の人が知り合いでした。
けど、頑張ってね、うれしいよ・・って言葉が多かったです。

kasumiの人脈ってどこまで広い??と思いました。

視力の方々も25年のお付き合いなんだよね。

まりちゃんには、手を温めてもらい、「kasumiさんいるの?」ってとなりの席の方が、どれ・・・って手を触ってくれて、「この冷たい手でいつも手話頑張ってるんだ、手が冷たい人って、心が優しいっていうもんね」というと、まりちゃんが、「私は心は冷たいけど、kasumiさんの手を暖かくできるもんね」って(笑)

まりちゃんが冷たい心であるはずがないよって笑った。

まりちゃんのマッサージで私はいつも寝てしまいます。最近行ってないけど。



会場のすみっこで、タッカと私、ストレッチしてた。

なんとなく、ぼんやり「イメージトレーニング」してながら、緊張をほぐしていたら、となりでタッカもストレッチしてた。

偉い!

誰もいなかったら、(^_^)ヾ(^^ )ヨシヨシしてたかも??(笑)









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 お誘いがあったので、朝頑張って起きて(笑)
みてきました。

以前より、子どもたちが楽しそうだったことと、手話があちこちにひらひらと、飛んでてうれしかった。

ろう者の言葉であるのに、手話が使えない時代が長かったこと。
そして、大人になってまでそれを強要されること。

そばでみている私はとても悔しいと思っていたし、悲しいと思っていた。

最近では、学校の先生たちに手話を指導できるチャンスが予算がついてきたり、子どもたちとの接点も、増えてきた。

昨日の夜、ろう学校に子どもがいるお母さんたち、その兄弟たちが集まって、勉強会が始まった。

子どもたちの集中力はすごい。
4歳から10歳までの子どもたち。

その中に二人ろうの子どもたち。

この子達が大きくなるころには、もっと優しい社会であるようにと願いながら、私はそこに自分が参加できることに感謝。


グループの名前をつけようか?という提案に大人たちは、「いつまで続くかわからないし・・・」と言っていたけれど、それはその時考えようと、子ども達と話した。

そして「サイン・Jr」と、次世代につながるサインランゲージ(英語で手話)という名前になった。

以前CAPでであった子どもたちでもあった。

つながるもんだな・・・と改めて感じて、今はCAPはできなくなったけれど、「安心」「自信」「自由」は届いてた。

そして、教育大の生徒がそのろう学校でのサークルに参加し始めたことも聞いて、「わたげ、根付いている」が私の中にポンと手渡された。


続けること、伝え続けること。

やっぱりそれが基本。

広がる。手とて。
広がる。心。

つながる人。
つながる手とて。

一人で抱える癖。

減らそう。


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負の感情持つ自分を認めよう。


そう思うのはいけないと頑張るとしんどいんだ。


ないものはないんだけど欲しいって思いながら生きていてもいい。

選択肢はいっぱいあってどれを選んでもいい。

デスベラ-ドになってもいいよ。

どんな気持ちも大切なkasumiの気持ち。

どんな感情を持ってもkasumiはkasumi。

後ろ向きでも進んで来たkasumiに感謝しなくてはkasumi。

いろんな人に手渡してきたもの。

しっかり自分が受け取りなさい。

それがわたげ。

自分にもふわりと飛ばしそこに太陽と水。

根を生やす、どんな場所でも生きて来たんだからそれに誇りを持ちなさい。


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