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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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朝は、無声映画   瞼の母。
活動弁士の斎藤さんの活躍の場だ。

打ち合わせをしていたので、全てを見ることはできなかったけれど、楽しい。


そして、舞台でミュージックサインデビューのSさん。
そのうち、短い映画で手話弁士やってみたいなぁ…(笑)


それぞれが自分で選んでできることを。

失敗なんて言うものはなく、新しい自分を発見しに。






 今年の醍醐味である、デフアート「手話シャワー」

通常の読みとりではなく、視覚障がいのある方に向けての音声ガイドライブ。

なにがちがうかというと、デフアートは音のない世界で作られている作品。

目で見る音楽とか、自然みたいなイメージで楽しむもの。


・・・・・が、しかし。

無音の世界になると、目の見えない人達は「???」となってしまう。

この状態では、楽しんでもらえない。
じゃ、何ができるか?


舞台上でアーティストがどんな動きをしているか?とガイドする。

一人は、ストーリー的流れを。もう一人はセリフがかぶらないように、体の動きのト書きを。

けっこうタイミングが合わなくて、リハは何回も、ちょっとだけ、もう一回!とお願いし、疲れさせちゃったかな・・・と反省するも、いや、中途半端な自信では行かん・・・・と思いなおした。


さて、本番は・・・・。

アトムさんに200%出すね・・と言ったら、「いや205」と言ったので、「やっぱりね」とお互いガッツポーズで。

いろんな打ち合わせをし、通訳者二人にまかせるよと、ゆだねてくれる。

その信頼を裏切らないように、答えら得れるように、新しいことに挑戦する。


それは私にしかできない発想で、感性で・・・・。

そして、私を安心させてくれるkさんを不安にさせない努力を。





手話は動く言葉だから、その瞬間瞬間が、ライブ。

どの言葉を選ぶか、どの口調で語るか、どのトーンで・・・・。

すべてゆだねられる。

その快感とともに、私は成長するし、出来ることを見つけられる。


その後ゆずり葉。

ろう者は、昨年一度見ている映画だけれど、サインがどうつくのかを楽しみにしてくれて、来てくれていた。

そして、ゲストの那須さんは、自分はこの映画の製作に関わって「字幕」も同入れたらいいのか?音楽を♪のマークだけで良いのかと、いろんなことを考えたメンバーでもある。

字幕に入れられる文字は、限られていて、たくさんのものをはぶかなければならない。

けれど、今この映画をみて、音楽の始まったところ、おわったところ、効果音をサインの人たちが示してくれる映画は、初めて見た。

そして、いろんな音があることに初めて気がついた。

素晴らしいことだと思う。

アトムさんは、全国に呼ばれて公演をしているけれど、見えない人などに配慮している地域はたぶん函館だけだと思う。自分もこれからは、いろんなことに配慮して、いろんな人に、自分の作品を知ってもらいたいと思ったと、話した。


挨拶のあと、2人にお礼を言いに行き、率直に感想を聞いた。

二人とも、「よく頑張ってるね、えらいえらい」とハグしてくれた。

那須さんは10年前に「michieさんの表現している音楽はリズムも、メロディも伝わってくるよ、だから10年かけて、仲間を増やしてね」と約束したのだ。


その約束、果たせてる?と聞くと、もちろん!と、返事が来た。

おれたちも全国にこのことを伝えていくよと約束してくれた。



演劇の世界、手話ニュースの世界、運動の世界で活躍している2人から、認められたってことは・・・・・



行ける!


行こう!ってことだ。(*^^)v


その後の二人は、とても楽しそうに地域の仲間と語っていました。

もう少し、余韻に浸っていたい私です。(笑)


江別からも10人、函館に来ていただいて、活動を見ていただきました。

関わってくれたすべてのみなさんに、ありがとう。

また。


新しい道に向かえるような気がします。





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