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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 暴力を暴力だと認識でしていない人って結構多い。
例えば、いじめひとつとっても、加害者がいうには、「からかっただけ」とか。
一度や2度で終われば、「いじめ」は発展しない。
けれど、そこから、複数の人間が不必要に、「からかう」状態になると、それはいじめ。

言葉の暴力にしても、「一度ばか野郎」と言ったくらいでは、人の心は傷つかない。びっくりするくらいだろう。
けれど、それを毎日あびることで、恐怖心や、殺されるかもなどどいう不安な気持ちをもって生きることになるのは、それは虐待でもあるし、夫婦であれば、DV。高校生のお付き合いだったら、デートDV。

パワハラは、年齢や上司から受けるものだけれど、年齢に関係なく人権侵害に当たることをされるのはモラハラ。
性的な暴力はセクハラ、夫婦であればDV、大人と子どもであれば性暴力、性虐待。
大人同士であれば、ワイセツ行為。

どれをとっても、被害者が110番通報、もしくはそれに気がついた人が通報できる。

事実かどうかは警察や児童相談所が調べるものだから、証拠なんていらないのだ。


子どもであっても、大人から「怖い秘密」を強いられるのは、犯罪だと思っていい。
子どもの場合は、大人に話しても誰も信じてくれないという現実もあって、話すをやめてしまい、どうせだれも・・・になる。


大人の場合は、相手の立場や、自分の自尊感情が低ければ、「されても仕方がない」とか「私さえ黙っていれば」の世界に突入していまい、同じような図式に入り、抜けられなくなる。


そして、「こんな嫌な話ししてごめんね」と謝る人が多いけれど、嫌なことをしているのは加害者であって、被害者である側ではない。

「どうして逃げないの?」と被害者を責めるが、加害者を「どうしてそんなことをするの」と言う人はなぜか少ない。
逃げなかった子どもが悪いのか?

だって、逃げていいと誰も教えてくれないわけだから、逃げられない。
誰かに相談したの?

だって、秘密だよって言われたから、それを守っただけだよ。

夫婦の事が人に話すものじゃないとか、家族の事は他人には関係ないとかっていう文化を持っている日本なんだよ。

どうして、被害者が悪いの?

嫌な想いをしているうえに、勇気をだして話した相手からも、責められたら動けなくなるんだよ。

だからこそ、沈黙を強いられた秘密を話してくれた時は、私を信じて話してくれてありがとうって、私は思うんだ。

いじめに遭ったまーさんも、最近は自分の歴史を分析して、学童の指導員のいじめから始まったと、はっきりいう。

体調が悪くなるのも、精神疾患になるのも、体が教えてくれるんだよ、
今のままでは「命が危ないよ」って。

だから、病気ってあるんだよ。

そして、加害者にも、「私は忘れないよ」と無言の圧力をかけていかないと連鎖は切れない。


ターゲットが別な対象に移るだけで、その加害行為そのものが止まらないことには、連鎖を切ったとは言えない。


あなたは大切な人。

被害者にも、加害者にも伝えないと、連鎖は切れない。


加害にいたるまでの間何があったの?
誰にも聴いてもらえなかった心の叫びがあるんだよね。

だれかに話してみて。

私は、そう思う。
聴いてくれる人を見つけて話ししてみて。

あなたをそんな人間にしてしまった傷つき体験がきっとあるはず。だれかに話してみて。

そうあなたのインナーチャイルドは叫んでいると、私は思う。
そして、「だれかとめて」って叫んでいるのだ。



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