虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~
虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??
- 2025/01/24 (Fri)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- 2010/07/24 (Sat)
自分白書
今日、FMいるかのラブピースを聴かれた人は、どんな感想を持たれたでしょうか?
私は、自分で書いた原稿をタッカが読んでいるだけなのに、(といっても、ある程度想像はしていたけれどね)自分ってこういう人なんだね・・・とか、自分が思っている人と違うんだなとか、客観的にも主観的にも汲みとれて、面白い体験をしました。
ネット上では、2003年からHPを経て、このブログで過去や、快復の様子を公開して、函館市内では「虐待を受けた生き延びた大人」として、実名でいろんな活動もしていて、研修とか講演会とか、いろんなところで、自分の体験と共に、地域に住んでいる一般人は何ができるか、何をすべきなのかと、質問したり提案したり、「この人うるさい」って思うだろうなぁ…って言うくらい、テレビの中のことじゃなくて、目の前に虐待はあって、助けてほしいとSOSを出している人は(子ども)はたくさんいるんだと、伝えてきたつもり。
ネット上はkasumi。
それには、わけがあって、8年前はまーさんは小学生だったし、私が実名を名乗ることで彼女に被害があってはならない。
そして、彼女の中学校の不登校。
それも、できるだけ受け入れてくれる人にだけ、話をして、地域でも守ってもらえるように、母であるmichieは結構頑張ったと思う。
そして、来週の日曜日には17歳になる。
まだ未成年だけれど、まーさんは、私のすべてを受け入れてくれていて、一緒に活動にも協力してくれている。
だから、今日放送された原稿も、先に読んでもらって、このブログも本名出していいかな?と夫にもまーさんにも確認をして、行動している。
児童虐待法ができて、少し「虐待」ってなに?って広まっているけれど、教育関係者や、病院関係者の中には、少しくらい叩いたってねぇ。。。とか、教員の力のなさを棚に上げて私たち保護者を「モンスターペアレンツ」のように言葉にする人にも出会う。
けれど、叩かなくたって、怒鳴らなくたって子どものしつけは出来るし、体罰なんて必要ないと私は思っている。
現に、まーさんには、門限がなくてもしっかり家に帰ってくるし、勉強しろ!と言わなくても、自分の進路を真剣に考えているし、大学に行け!なんて言っていないのに、自ら見学に言ったり、アプローチしたり、どんな資格が取れるのか?自分は何がしたいのか?と考えていたりする。
先日、オープンキャンパスの帰りのJRの中である家族に出会ったと教えてくれた。
小学生二人とその両親。
弟くんのペットボトルに入った、コーラが床に落ちた。
母親らしき女性が、いきなり頭を殴った。
そして、家族の会話は無く両親はそれぞれ携帯をいじり、兄はDSを使って遊んでいた。
その弟くんに、DSを貸してはくれるけれど、すごく意地悪で、嫌な感じだった。
そのうちに、またコーラが床に落ちた。
また、殴られれた。今度は父らしき人も怒鳴ってきた。
兄も弟が何かをするたびに、叩く。
私はこの話を聴いていて、コーラを床にぶちまけたのだと思った。
確かに・・・べとべとするしなぁ…。けど叩くことなは無いよね。。。
でも、まだ買った状態のままのペットボトルで、単純に飲むときに大変なことになるだけのこと。
かぁちゃん、これって虐待だよね・・・。
うん。
毎日だったらそうだね。
まぁ…外にでてもそうなんだから家の中だともっとかもしれないね、そういう子どもが中学生になったころには、暴力が他人に及ぶから困るね・・・。
私は虐待の連鎖を切りたいと思うのは、自分だけじゃなく、他人にも影響したり、他人を傷つけても自分を守るために、平気になってしまう感覚のマヒが怖いと思うのだ。
それが戦争にもつながるし、やられたらやり返せ的な発想がまかり通って行く。
それが昭和ひと桁時代の感覚で、私たち夫婦はその世代の親に育てられて苦労している。
今日は自殺予防の講演会があって、そうそう、そんな気持ちだったわ・・・とか、結構私が関わってきた人で自死から遠ざかってくれている人もいるかな?とか、この知識があの時あったらなぁ・・・とか、いろんなことを考えた。
孤立しないこと。
まさに私が死の谷底にむかって歩いてて(性虐待を受けるという事はそれくらい人として、尊厳を奪われること)心の殺人だったということと、よくここまで快復できたねぇ・・・と自分を褒めてあげたい気持ちに心底なった。
人格交代があってこそ、michieさんなわけで、社会の中では孤立していたけれど自分の中では話を聴いてくれる人に出会っていたのかもしれない。
たしかに、頭の中で6人で会議もするから、一人じゃないんだし・・・(笑)
新しい発見が出来たのは、チャンスをくれたりぼん。
いつもありがとう。
歌ってくれたkasumiの歌詞の一番すきなところは、「ぼくらがついているから・・・」「小さな花を植えよう」のあたりでいつも心がほわっとします。
ありがとう。
もっと、たくさんの人に聴いてもらいたい曲だね。(笑)
にほんブログ村
私は、自分で書いた原稿をタッカが読んでいるだけなのに、(といっても、ある程度想像はしていたけれどね)自分ってこういう人なんだね・・・とか、自分が思っている人と違うんだなとか、客観的にも主観的にも汲みとれて、面白い体験をしました。
ネット上では、2003年からHPを経て、このブログで過去や、快復の様子を公開して、函館市内では「虐待を受けた生き延びた大人」として、実名でいろんな活動もしていて、研修とか講演会とか、いろんなところで、自分の体験と共に、地域に住んでいる一般人は何ができるか、何をすべきなのかと、質問したり提案したり、「この人うるさい」って思うだろうなぁ…って言うくらい、テレビの中のことじゃなくて、目の前に虐待はあって、助けてほしいとSOSを出している人は(子ども)はたくさんいるんだと、伝えてきたつもり。
ネット上はkasumi。
それには、わけがあって、8年前はまーさんは小学生だったし、私が実名を名乗ることで彼女に被害があってはならない。
そして、彼女の中学校の不登校。
それも、できるだけ受け入れてくれる人にだけ、話をして、地域でも守ってもらえるように、母であるmichieは結構頑張ったと思う。
そして、来週の日曜日には17歳になる。
まだ未成年だけれど、まーさんは、私のすべてを受け入れてくれていて、一緒に活動にも協力してくれている。
だから、今日放送された原稿も、先に読んでもらって、このブログも本名出していいかな?と夫にもまーさんにも確認をして、行動している。
児童虐待法ができて、少し「虐待」ってなに?って広まっているけれど、教育関係者や、病院関係者の中には、少しくらい叩いたってねぇ。。。とか、教員の力のなさを棚に上げて私たち保護者を「モンスターペアレンツ」のように言葉にする人にも出会う。
けれど、叩かなくたって、怒鳴らなくたって子どものしつけは出来るし、体罰なんて必要ないと私は思っている。
現に、まーさんには、門限がなくてもしっかり家に帰ってくるし、勉強しろ!と言わなくても、自分の進路を真剣に考えているし、大学に行け!なんて言っていないのに、自ら見学に言ったり、アプローチしたり、どんな資格が取れるのか?自分は何がしたいのか?と考えていたりする。
先日、オープンキャンパスの帰りのJRの中である家族に出会ったと教えてくれた。
小学生二人とその両親。
弟くんのペットボトルに入った、コーラが床に落ちた。
母親らしき女性が、いきなり頭を殴った。
そして、家族の会話は無く両親はそれぞれ携帯をいじり、兄はDSを使って遊んでいた。
その弟くんに、DSを貸してはくれるけれど、すごく意地悪で、嫌な感じだった。
そのうちに、またコーラが床に落ちた。
また、殴られれた。今度は父らしき人も怒鳴ってきた。
兄も弟が何かをするたびに、叩く。
私はこの話を聴いていて、コーラを床にぶちまけたのだと思った。
確かに・・・べとべとするしなぁ…。けど叩くことなは無いよね。。。
でも、まだ買った状態のままのペットボトルで、単純に飲むときに大変なことになるだけのこと。
かぁちゃん、これって虐待だよね・・・。
うん。
毎日だったらそうだね。
まぁ…外にでてもそうなんだから家の中だともっとかもしれないね、そういう子どもが中学生になったころには、暴力が他人に及ぶから困るね・・・。
私は虐待の連鎖を切りたいと思うのは、自分だけじゃなく、他人にも影響したり、他人を傷つけても自分を守るために、平気になってしまう感覚のマヒが怖いと思うのだ。
それが戦争にもつながるし、やられたらやり返せ的な発想がまかり通って行く。
それが昭和ひと桁時代の感覚で、私たち夫婦はその世代の親に育てられて苦労している。
今日は自殺予防の講演会があって、そうそう、そんな気持ちだったわ・・・とか、結構私が関わってきた人で自死から遠ざかってくれている人もいるかな?とか、この知識があの時あったらなぁ・・・とか、いろんなことを考えた。
孤立しないこと。
まさに私が死の谷底にむかって歩いてて(性虐待を受けるという事はそれくらい人として、尊厳を奪われること)心の殺人だったということと、よくここまで快復できたねぇ・・・と自分を褒めてあげたい気持ちに心底なった。
人格交代があってこそ、michieさんなわけで、社会の中では孤立していたけれど自分の中では話を聴いてくれる人に出会っていたのかもしれない。
たしかに、頭の中で6人で会議もするから、一人じゃないんだし・・・(笑)
新しい発見が出来たのは、チャンスをくれたりぼん。
いつもありがとう。
歌ってくれたkasumiの歌詞の一番すきなところは、「ぼくらがついているから・・・」「小さな花を植えよう」のあたりでいつも心がほわっとします。
ありがとう。
もっと、たくさんの人に聴いてもらいたい曲だね。(笑)
にほんブログ村
PR
Trackback
TrackbackURL
Comments
お暑うございます
「虐待」という言葉の本当の意味を知らなかった頃、「家族の問題」と言う概念もなく、ただひたすら耐え、早く大人になりたいと願ったものです。
>昭和ひと桁時代の感覚で、私たち夫婦はその世代の親に育てられて苦労している。
実の両親のみならず、婚家の親にも同じ毒があること、↑この時代の負の遺産だと感じています。そしてこの負の連鎖は一人一人の自覚で止められること、実践していきたいと思ってます。いつもありがとう。
Re:お暑うございます
北海道の私でも暑いので、そちらでは、大変な毎日でしょうね。
>「虐待」という言葉の本当の意味を知らなかった頃、「家族の問題」と言う概念もなく、ただひたすら耐え、早く大人になりたいと願ったものです。
>
>>昭和ひと桁時代の感覚で、私たち夫婦はその世代の親に育てられて苦労している。
>
>実の両親のみならず、婚家の親にも同じ毒があること、↑この時代の負の遺産だと感じています。そしてこの負の連鎖は一人一人の自覚で止められること、実践していきたいと思ってます。いつもありがとう。
連鎖を切りたいと思ったら、切れているとよくDVとか、虐待の支援者には言われるんだけれど、自分のことになると「いまいち・・・」と自信がなくなりますね。(笑)
お天気に左右される身体なので、お互い気をつけましょう。(*^^)v
はじめまして
私は、51歳・女・5年ほど前にサバイバーであることがわかりました。
2年ほど前から、ブログを読ませていただいています。
いつもありがとうございます。
ずっと、読むだけにしようと思っていましたが、今日は、あなたの 孤立しないこと。の言葉に勇気をもらったことを伝えたかったのです。
戦争が人の心を殺すこと、戦争の中では心を育てることが難しいこと。
戦争の中で子ども時代を過ごして親になった人たちの子どもである私たち世代。
虐待の連鎖を断ち切りたいという思いで、今、回復の道を歩きながらも、自分の思いを表現する場所を持つことに難しさを感じていたところです。
同じ思いがあることで、孤立してしまいそうな心に勇気を取り戻しました。このブログを書いているあなたに感謝します。
ありがとうございます。
風さん、はじめまして
>私は、51歳・女・5年ほど前にサバイバーであることがわかりました。
コメントありがとうございます。
もしかしたら、ご近所だったら、クラスメイトだったかもしれませんね。
>
>2年ほど前から、ブログを読ませていただいています。
>いつもありがとうございます。
>ずっと、読むだけにしようと思っていましたが、今日は、あなたの 孤立しないこと。の言葉に勇気をもらったことを伝えたかったのです。
私たちの生活習慣には「独り」であることに慣れてしまって、つい「孤立してた方が楽だ」と思いやすいです。
私も「もう、いいよ!」とか「こないで」が捨て台詞になりそうなことが多いです。(笑)
もし、風さんが「独り」だと感じてしまっても、それは否定しなくてもいいと私は思います。
そのあと、「あ。kasumiがいた」と思いだしてここに来てください。
もしかしたら、タイミングよく「ヒント」があるかもしれません。
私たちは生き証人、「忘れないよ」と加害者に圧力をかける武器を持っています。
それはただ生き続けるだけで、使えるものです。
>
>戦争が人の心を殺すこと、戦争の中では心を育てることが難しいこと。
>戦争の中で子ども時代を過ごして親になった人たちの子どもである私たち世代。
>
貧困は子どもにも大人にも、歪んだ知識を与えてしまいます。
そして日本人は他国には援助することをいっぱいしますが、目の前にある「虐待」には、関心がありませんでした。
けれど、去年の相談件数が4万4000を越え過去最多だそうです。
けれども、私はこの数字は氷山の一角で、もっと隠れた虐待はあると思っています。
小さい自分を救い出すには、大人の私たちの快復と共に出来ますが、今叫んでいる子どもたちのSOSをもっと、キャッチできるような日本になってほしいです。(快復作業だって大変だしね)
>虐待の連鎖を断ち切りたいという思いで、今、回復の道を歩きながらも、自分の思いを表現する場所を持つことに難しさを感じていたところです。
>
>同じ思いがあることで、孤立してしまいそうな心に勇気を取り戻しました。このブログを書いているあなたに感謝します。
>
>ありがとうございます。
>
2年も読み続けていただいてありがとうございます。
そして、私にも「書き続けるという勇気」をありがとうございます。
お返事、ありがとうございます。
「あ。kasumiがいた」と思いだしてここに来てください。
もしかしたら、タイミングよく「ヒント」があるかもしれません。
・・・まさに、今までも「ヒント」と励ましを何度ももらっています。
ありがとうございます。
私も北海道(道央ですが)に住んでいます。蝦夷梅雨のような日々、体調に気を付けて過ごしましょう。
では。
Re:お返事、ありがとうございます。
道央ですかぁ?
私の同期がもしかしたら、いるかも・・・っていう地域ですね。
もっとも、ここに書いていることを知っている人は誰もいないと思います。(笑)
専門学校がそちらの方でした。
なつかしいです。
>
>「あ。kasumiがいた」と思いだしてここに来てください。
>もしかしたら、タイミングよく「ヒント」があるかもしれません。
>
>・・・まさに、今までも「ヒント」と励ましを何度ももらっています。
>
>ありがとうございます。
>
>私も北海道(道央ですが)に住んでいます。蝦夷梅雨のような日々、体調に気を付けて過ごしましょう。
そうですね、毎日雨なので、涼しくならない・・・。(笑)
けれど、夏は短いので、満喫できるとまた楽しいのかもしれませんね。