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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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中三の時に、街の土地計画で自分の家が道路になることになって、新しく家が立ちました。そして、その年の春に父は再婚したので、セックスそのものは、中断。
けれど、一緒にお風呂に入ることは強制だったので、体を触られることは、妻がいるにも関わらず、続いていました。

今冷静に考えると、それを見ていた継母の嫉妬心はそうとうなものだった。
そして、自分の子どもには、それをされないように必死だったと思う。

娘じゃなくて、おんなだったわけ。
普通ありえないけどね。

短い間だったけれど、引越しをして、そこはそのKさんが乗っているであろう、列車が毎日通る場所でした。

乗っているかどうかなんてわからないけれど、毎日時間になると、その列車を見送る生活が始まって、まだ手紙ももらっていた。

Kさんは、多分そのことを知っていたと思うけれど、やめてとも、知ってるよとも言わずに、受験だねとか、高校の引越しがあって大変なんだよっとか。
学校祭があるから、友達と一緒に来たらいいよとか。

かといって、その場であっても会話するわけでもなく・・・。

無事、汽車通のできるようになったkasumiは、ある時T市で、ばったりKさんに会いました。

本屋さんだったと思うけれど、だれも知っている人がいなかったので、「何時で帰るの?」と聞きました。
春野球の時期だったので、「何時で帰るよ」「帰ったら野球みるの?」くらい。

同じ車両に乗っていても、そばにいけるわけでもなく。(笑)

でも、駅について、ふっと振り返ると視線があるので、笑う。
手を振るわけでもなく、見つめている時間は数秒。

そんな恋だった。

秋に、工専の学校祭に合唱部が呼ばれたあと、同級生だった友達から、「kasumiとつきあいたいって友達が言ってる」と何度か言われて、「私、大好きな先輩がいるから、付き合えないよ」と断った。

それでも、「友達でもいいっていってるから、頼むよ」と断れず、手紙とか、電話とか、たまに待ち合わせして、喫茶店にはいるとか。

正直、とても純粋な人だったので、どうしていいかわからなかった。
家にも呼ばれ、これもまた暖かい家庭で。

一緒に部屋にいても、会話もせず、ユーミンの「少しだけ片想い」を聞き、これっていつも僕なんだよね・・・と。

え?

そうなの?


つまりは、心を開いてくれないとNさんは言っていたのだろうと思う。

彼も、やっぱり汽車通だったけど、同じ車両には乗らないでと言っていたから、時間を作って、ライブに行ったした。


w(゜o゜)w オオー!  ライブに行ったことあるじゃん。私。(笑)

そのころは、ディープパープルとかクイーンとか、キッスだったかな?コピーバンドの演奏だったと思う。

けど、楽しくないんだな。

会話ができないから。

そんな私を見て、「一緒に歩いているのをみたよ。楽しそうだった。よかったね」とKさんから手紙をもらってしまった時は、「よくないんだけどな」と。

それでも、Kさんとの手紙のやり取りは頻繁ではないけれど続いていて、彼は兄みたいに思ってくれていたんだろう。

私は、自分のことを知らない人に好きだって言われても困っていたし、どうしていいかわからなかった。

この彼は成人してから、「結婚したい」って言ってきて、「そんな私のことをよく知らないのに、どうしてそう思うの?」と聞くと、「kasumiはいつも、僕の心をもてあそぶ」と返され、そうなんだ・・・って思った。

もちろんそんな気持ちがあったわけでもなく・・・・。

実はこの彼は血はつながっていなけれど、祖父の実家と縁がある人だった。
おじいちゃんは、それでよくその家の悪口を言っていたから、あまりつきあっちゃいけないんだろうな・・と思っていて、社会人になってからも、手紙のやり取りはしていたけれど、断るすべを持たない私の失敗だったな。

傷つけるなんて、思っていなかった。







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