2009/10/23 (Fri) 凹み

 昨日の夜、ストーブの前で、凹んだままそこで眠ってしまった私・・。

まーさんがなんとか布団に入るようにと、いろいろしてくれていたらしいけれど、どうやっても動かないので、そこに枕と、薄い布団をかけてくれていた。

朝、私はだれ？ここはどこ？の状態で目が覚めたけれど、起き上がる気力も、体力もなく、そのままうずくまっていたら、まーさんは自分でお弁当をこしらえて、「行って来るよ」と、ドアのところで「(=⌒ー⌒=)ノ~☆・゜:*:゜バイバイ゜:*:゜・☆ヾ(=⌒ー⌒=)」と手を振って行った。

それでもまだまだポロポロと涙が出てくるんだけれど、9時には、ゴミを出して、病院に行かねば。。。

私の都合で検査が一日遅れてしまったし、朝早くから、ゆっくりでいいよと、メールが来てた。

大腸の検査だから、とても時間がかかる。

待ち時間で体調が落ち着いたころ、下にいって少し休憩してもいいと看護師さんが、言ったので、二人でお茶を飲みにラウンジにいった。

こういう時に、
Fさんは、ポケットから、「お前何飲みたい？」と愛コンタクトで、小銭を渡す。
彼は、水かポカリしか飲めない。

でも、好きなの飲めよって目線で合図してくれる。

1時間ほど余裕があったので、25日のこと、体調がよければ来て欲しいんだ・・・とポスターを渡して、少しアイディアを欲しいんだと、歌詞カードを３つ渡して、ここの表現ってどうしたらいい？と昔のように、文脈、日本語の意味を伝えながら彼の手話を瞬時にかき取る。

そして、それを私が「こう？」と表現をする。
そして、そこは「急がないで、ゆっくり」とか、「視線が大切」とか、楽しそうに私に「こうやったらどうだ？」とアイディアをくれる。

新曲ばかりで、（知らない歌）困ったな・・・と思っていた気持ちが晴れた。
やっぱ、彼の力ってすごい。

私が表現しにくいと思っているところを上手く練ってくれて、私や手話の順番を代えた方がわかりよくない？とか・・・・。


彼と私が言葉どおりではなく、ろう者に伝わるように考え始めたのは25年前。

あのことは日参して、あーだ、こーだと議論しながら、作った。乾杯とふるさと。


少し負担かな？と思っていたけれど40分で、3つ出来上がった。

あとは、曲調でどう動かすか。

それは当日にならないとわからないけれど、Fさんがついてると思うと、できるって思う。

検査そのものは、とても辛いものだった。

痛いし、空気が入るのでパンパンになるお腹。
ガスを出していいと合図しても、出し方がわからん・・・と、困っていた。
終わり頃、やっとわかった、意味が・・・と言われて、ホッとした。


そうだよ。私Fさんの喜んだ顔が見たいんだったよ。
忘れるところだった。








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