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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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 昼ころ、関西方面に向かう友人を見送ってきました。

仕事でけがをして、高次脳機能障害を持ち、そしてリハビリ中の彼ですが、自宅に戻ることになっていた今日。

去年函館に来たときとはずいぶん機能的には快復をして、めでたし・・となる道しるべが夏ころから、違った方向へ進んでいました。

細かいことはかけないのだけれど、これから先苦難があることは分かっていて、でもそれを越えてどんな人生を送っていくことになるのは、とんでもなく不透明。

そんな彼に私は何が出来るか?

笑って、またね!と手を振る。

写真、嫌いだけれど「michieちゃんに逢えるとうれしいんだ」という言葉をいつももらっていたので携帯で撮り、彼の携帯へメールで送り、保存。

そして、こっち向いてという声に、振り返り、私の写真を撮って保存。

「僕、大丈夫と思う?」という不安そうな声に「大丈夫だよ、みんながついている。遠くても心の中でいつでも応援しているから」

具体的には、何もできないけれど、「大丈夫」

よくわからないけれど、私はそう思うから、「大丈夫」

そう伝えた。

メールしてもいい?
電話してもいい?

この一年何度も聞かれたこと。

「いいよ、出られない時もあるけれど折り返しかけるから大丈夫」

遠慮して、長くても3分以上は、話をしてこないけれど、「ごめんね」という彼に幾度となく「大丈夫だよ」。

あなたのままでいいんだよ。


頑張らなくてもいい、踏ん張ってね。
そう交した別れ際の言葉。

お互い逢えてよかったね、本当にそう思うから。

いろんな事がトラウマになって、怖くてたまらないだろうと思うととても切ないけれど、彼なら「大丈夫」

そう思う。


見て分かりにくい障害をもつということ。

分かってもらいにくい部分を持っていること、生きにくさ。

でも、命がある限り「大丈夫」

だから私は笑顔で姿を見送り、飛行機が飛び立つ瞬間まで、デッキで見送った。

私の姿を見ているかどうかは、関係なくそうして見送りたかった私がいるから、手を振って「いってらっしゃい」

そう言った。

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