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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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その後・・・・・・
 
 ある日、夫は新しくできた自然公園に連れて行ってくれた。初めはいつものように

娘のために遊びにでかけるのだと思った。誘われても行きたくない時は、2人で行

ってもらう。3人で行こうというので、乗り気ではなかったがいくことにした。

娘と遊ぶには体力がいる。そのあと、学童のキャンプも控えていたのであまり疲れ

ることはしたくなかった。ただ、そこは仕事をしていた時に会議に出た場所でもあっ

たので、どんなふうに造られているのか興味もあった。


その日がオープンでアスレチックや変わった自転車、人がたくさんいても気になら

ないくらいの原っぱ。

一通り、遊んだ後で夫は、肩車をしてあげるという。

その時、私の気分転換でもあるがおねえちゃんのためにここに来たんだということ

に気づいた。いくら、痩せたと言っても10㌔以上回復してるので44㌔はある。

夫は、木につかまりながらそろそろと立ち上がった。そして、ふらふらしながら歩き

始める。

手のひらに話しかけるように、「おねえちゃんどんな気持ちかなあ?」といいなが

ら、歩く。まわりに大勢の人がいた。


けれど、私は人の目よりもそこから見える景色、自分がとても大きくなったような気

がして誇らしかった。ふと、目を下にやると娘がすねている。「ちょっとまってね。お

ねえちゃんのためだから・・・・・」と声をかけると仕方がないという顔をしている。

森田ゆりさんは、こんなふうにインナーチャイルドと家族で関わりをもってくれること

もめずらしいことで、「面白い家族よね。」という。次回の面接では、この公園のこと

を話そう。きっとこう言ってくれると思う。それは、「かすみさんが頑張ってきた成果

の一つよね。」って・・・・・



そのまた、その後(2005/4)

2004年の2月に心の治療は終った。

私はまだ不安だったけど、森田ゆりさんが大丈夫って言うのだから、大丈夫なのだ

ろうと結構安易だった。

その後、うつの薬も減り、いまでは不眠だけになった。

もともと不眠症だから、ここまで来たら完治だろうと思う。

私たち夫婦は、子どもに関わりたいと思うようになった。

そして、そのままで生きていていいんだよということ、私は大切な人と思ってもいい

んだよということ。

いろんな事を伝える人になりたいと、願った。


子どもの心をどうやって守っていくのかを考えて、実践していく人になりたいと思う。


娘はあい変わらず元気で、タフである。

時々、くっついてはエネルギーをもらう。

抱きしめあえるということはなににも代えがたい宝物。

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