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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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森田ゆりさんとの出会い(2)

 2度目の面接

事前に手紙を送ってからの面接。今度こそは迷わないようにと確認したのにもかか

わらず、乗る電車を間違えて、遠回りをしてしまいましたが、それを見越しての出発

時間だったので、遅刻はしなかった。

自分のルーツを探りながら話を進めていく。

前回の面接の後、3度の子育てについては夫とも色々話し合った。娘については驚

くほど順調に子育てをしているらしい。自分ではよくわからないが、何かあるたびに

娘にぎゅう~をする。出張から帰ってきたら「会いたかったよ~~~」保育園の迎え

に行くたびに「会いたかったよ~~~」保育園での帰り道では、娘が何かを見つけ

て納得するまで観察。

大きな声で歌も歌った。本も毎日4冊も5冊も読んだ。妹にできなかったことをたくさ

んした。こういう子育てができるのは、妹のおかげだと思っている。あーちゃんがい

なかったら、気がつかないまま、イライラしているに違いない。


 私は言葉がきついというか、はっきり物を言うため、人間関係がうまく行かない時

がある。それは誤解だったり、その人が嫌いだったり、いろんな原因があるけれ

ど、今考えてみると、なにかときどき得たいの知れないものが左右していたように

思う。

森田ゆりさんは、「それはきっと、かすみさんの心の中にいるインナーチャイルドが

いたづらしているのよ。」という。

本で読んで知識はあったが、「私の中にもいるの?」と言う感じでやっぱりピンとこ

ない。

「kasumiさんは、周りの皆さんに大変ですねって声を掛けられても、『いえ、そんな

ことは、ありません』ってずっと言ってきたのでしょう?

きっとね、その子が『そんなことない!大変だったもん!!』って、ときどきいじわる

してるのよ。」という。

「それと、kasumiさんは相手のことを理解したいっていう気持ちが強いよね。お父さ

んのこともなんとか理解したいって、頑張ってきたでしょう。でもね、私からするとあ

なたのお父さんは、自分勝手な人で自己中心的な人なのよ。あなたが心を痛める

価値もない、そういう人なのよ。」

自分勝手で、自己中心的・・・・・そう言われて、すとんと落ちた。


 私はなぜなんだろう?どうしてなんだろう?と、自分を責めた。自分の頑張りが足

りないから認めてもらえないのだと思っていた。

父が自分勝手な人間、私はもしかしたら悪くない?!私はダメ人間じゃない!!

頑張っていなくても、頑張れなくても私はダメ人間なんかじゃない。


 「kasumiさんは、お仕事の中でも人に指導したり、その仲間の中心になったり、

人を育てたりできているじゃないの。今はたまたま疲れちゃって、できなくなってい

るだけで素晴らしい人生を生きてきたじゃない。うつだって治るわよ。」

そういわれると、すぐその気になるのは、私の悪い面でもあり、良い面でもある。で

もうつが治るという言葉は、自分が通っている心療内科のドクターの言葉より確信

に充ちていた。


(実際このあと、うつ状態からは抜けた。

結構「元気なサバイバー」といわれることもある。

 親にはしてもらわなかったけれど、本当に沢山の人から、「愛」をもらっていたの

ねと思うことがたくさんある。昨日も、進行性の麻痺を持っている人から、「おまえ無

理すんなよ、まだ若いんだから 」と心配してもらった。(笑)「そっちこそ・・・・」って 

言い返したけれど、「お互い 痛いって思うところが麻痺してんだからよ」と聞くと

「 もっともだ・・・」と思えた。)

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