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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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  • 2009/12/13 (Sun)
  • 不登校・いじめ・ひきこもり 一緒に考えよう1

先日、まーさんの人形劇の公演にくっついっていった時に、偶然内田良子さんの講演会があると、友人から連絡をもらい参加した。

我が家も不登校を経験しているのと、滝川のいじめ自殺事件の子どもは同い年なので、なにか支援ができないものかと思っていたので、江別まで足を向けた。

講演会では、不登校の背景の裏側には、いじめ(人間関係)があり、子どもたちは追い詰められている。
日本は1960年から欠席の統計を取り始めており、それ以前は稼業の手伝いで学校を休むことなどとっくに問題視されていなかった。

1986年 東京 しかがわくん  自殺
遺書があったことでマスコミの関心が深まる。

1994年 愛知 おおこうちくん 自殺


2005年 北海道滝川 自殺


約10年おきにいじめによる自殺のスポットが当たる。

この自殺を回避するには「子どもが学校を休む権利」を保障すること。

大人でさえも、年間20日間の有給が保障されている。
不登校は子どもの「命の回避」である。

学校に行かないと社会に適応できないという言い方はやめてほしい。

社会の方がやさしいと、不登校を経験した大人になったかつての子どもたちが教えてくれる。
人としてのプライドを思春期に傷つけられることが人として尊重されないと感じる。

20年前の文部省は「家庭の問題である、特に父親が無口であるケースが多い」と見解を述べている。

1988年に文部省は不登校・学校不適応対策を打ち出す。

1992年 文部科学省は「どの子にも起こりうる現象」をして、先に出した見解をひるがえしている。

この間、家庭に問題があるとされたことで、親がどんなに苦しい思いをしたんだろうと想像すると、とても怖い。

学校の教室以外の場所を作り出す。
適応教室、保健室登校など心の居場所を確保する。
子どもは学校を休むことができないのはなぜなのか?

最近子どもや家庭の問題ではないと文科省が認めた。
そして親と学校が協力して復帰対策を考えるようになってきた。

年間で30日以上休むと不登校の数にカウントされる。

統計上は不登校をしている子どもの数は12万8千人。

そしてその数の5倍は少なくてもいるだろうと思われる五月雨不登校。

内田さんは
「学校を休める子どもは幸いです。子どもはなぜ親に話さないか?
嫌な学校の中だけの出来事としてしまいたい。
親に心配をかけたくない。安らぎを家庭に求め、学校以外の場に嫌なことを持ち込みたくない。
相談できない。親の前では育てやすい子どもを演じているように思う。
親に離せない。それができる友人がうらやましいと感じる。いじめられてると口に出すことは、プライドを傷つけられる。

中高生の心理状態
80000人を対象にしたもので、日本の子どもの特徴としてわかるもの。

人並みの能力があるか?
日本     中高生 47% アメリカ 8%

周りの意識をきにしている
自分はだめな人間か?  高校生66% 中学生56%
疲れているか?     83%       76%


苛立ち、持っていき場のない心情をいじめにかえる。

★子どもたちは何に疲れているか?
 他人が自分をどうみているか不安である。
 居場所がほしかった。心の置き場はなかった。対人関係。

自分の身の置き場がない。

 
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