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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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今日は、初めて護身術の説明を含む、誘拐の被害者役だった。
今までは3つあるロールの2つだけを担当させてもらっていた。

何をしてでも、逃げるって役で、踏んだり蹴ったりふりほどいて逃げる。

この役が出来たら、一応ロールは全部子どもたちの前で経験したことになる。
大人ワークでの、ロールの紹介をこの一年間で、先にしてから子どもたちの前と、順番に経験させてくれていた。これは、代表が私に負担をかけないでした方がいいという判断で、役を決める時にも配慮してくれている。
サバイバーだということや、自己反省がとってもあるということや、頑張りすぎると言う癖をわかってくれているからだ。(笑)

それで、今年度はコンスタントに依頼が来ていて、スケジュールも結構大変。人数が少ないと言うのもあるし、経験者と経験の浅い人が二分していて、今年は4人で、担当するものが多かった。
それは、フアシリテイター役が一人しかいなかったことや、スピーカーも同様で役割は分けているけれど、満遍なくこなすことができないと言う理由もあった。

多分無理をすれば、できないことはなかったんだと思うけれど、「ゆっくり」と配慮してくれて、一つ一つじっくり役をいれて行くことができていつもハイペースになる私としてはとてもいい経験だった。どうもゆっくり歩くって言うのが苦手だから。

今日、被害者の女の子の役をやって、何をしてでも逃げるんだ、それをやっと出来た。
役としてこなすだけじゃなくて、私は子どもの時にそうやって暴力から逃げたかったのだ。
やめて!ということや、その場からはなれること。そして大人に相談すること。
ワークが終わって、次の就学前の役割を決めて、仕事に行く時になんだかスキップしてる気持ちになった。


ああ・・安心って。

ああ・・・自信を持つってこう言うことかな?
ああ・・自由になれるってこういうことかな?

言葉でわかっていたことがはじめて実感できたかな?

この一年、メンバーに負担を掛けているのが申し訳ないって思っていた。
いつも新人だから気楽にねと、言われて安心もするけれど、負担でもあった。

今日帰りに、校長先生(女性)に挨拶したときに、「なんだかとても嬉しそうな顔をしているわね」と、言われた。この校長先生は、市役所時代に仕事の関係で、意見を戦わせたことがある人なんだけれど、熱意はわかってくれた人だった。

F担当のIさんが、すかさず「彼女は新人だけど、今日初めて役を全部こなすということを達成出来たんです」と解説してくれて、私も「子どもたちから、エンパワーしてもらいました」と自然に言っていた。

今日のクラスは、ねぇねの友達のいるところで、生協で先週「来るんだよね」と会話をしていた。その時に、「うん。一生懸命頑張るからよろしくね」といった。

朝、すっと側に来て「今日はよろしくおねがいします」と声をかけてくれた。きっとお母さんに「いいなさいよ」と言われたんだろうと思う。(笑)

同級生が「知ってるの?」と聞いていて「うん」って笑っていた。
彼女も緊張していたと思うし、声を掛けることも勇気が必要だったと思う。
とても一生懸命考えたり、友達と話したりして、終わり頃にはいつもの、Sちゃんだった。
偶然、夏には妹のAチャンのクラスにも行った。多分こんなことがあるんだよと聞いていだろう。

あたったらどうしようと、…o(;-_-;)oドキドキ♪していたかもしれない。

誰に話せる?という質問に、「親」って答えて笑ってた。

親に話せないときには、私を思い出してくれるかも知れない。

これで、私は多分(予想)「助けてもらえなかったもん!」って気持ちでCAPをする事はなくなったと思う。
私はちゃんと逃げられた。
特別な叫び声も出せた。

友達に助けてもらった。

今日のワークで一番安心をもらったのは私かもしれない。

すごくすごく嬉しい。
この気持ちは「やった~~~~♪」なのかもしれない。
迷惑かけてないかな?って思っていた1年間だったけれど、「私CAPやっていてもいいですか?」と思わないで続けられるかもしれないと思った一日だった。

久しぶりのうれし涙。

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