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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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私は自分のために泣いていいと知ったのは、43歳だった。

それまでは他人が泣いているのを慰めたり、黙って手を握っていたり、何もできないけれど側にいたり、背中をさすったり。。。

一緒に差別を受けたりした時は、さすがに悔しくて泣いたこともあった。

自分が差別を受けて悔しいのではない。

なぜこんな理不尽な思いをしなければならないのかと、通訳していて腹がたったり。。。

通訳者の私の方が怒り心頭で、ろう者に、「まぁまぁ・・・」と慰められたり。あとで自分のために怒ってくれてありがとうと言われたり・・・・。




私は手話通訳をすることで感情というものを疑似体験した。

悲しいと思ったり、うれしいと思わないと通訳者としては成り立たないから。

でもなれない感情を自分自身ではなかなかコントロールできなくて、困ってもいた。

それもそのはずで、何人かの人格がそれぞれに感情を持ち始めたら、ハチャメチャになる(笑)
だから20代はとんでもないことのオンパレード。

いきなり車から飛び降りてみたり、気が付いたら、海に打ち上げられていたり。

川でびしょぬれだったり、飲めないお酒を飲んで、血だらけだったり。

でも結婚して、一緒に過ごすメンバーが変わらなくなってからは少し落ちついたかな。 私は思う。

「つんぼ」という言葉一つにしても、それをわざわざ使わなければならないくらいあなたの心は、病んでいるのか?と。

「きちがい」という言葉を使わなければ、八つ当たりもできないのか?と。

他人をいやな気持ちにさせている言う事を知らなくていいのか?と。

私は自分の目から溢れる涙と、心の中で流れている涙を感じる事が出来る。

そして、傷ついていない、傷つく暇なんてないという人ほど、傷ついているという事も知っている。

大丈夫という人ほど、大丈夫ではない。 見えるし、わかるんだ。 痛みが。

そして、私も痛くなるんだ。

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