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虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~

虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??

   
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とあるセラピストに出会い、もう少し楽に生きられるかも?という縁があった。

夏にも一度セラピーを受けているけれど、男性だし「怖い」と思う気持ちがあるので、迷っていた。

けど、気がついた。

私は基本どんな人でも「怖い」とい感じている。
そして、それを隠すために、自分から近づく。
そして、自分に危害を与える人であるか、そうじゃないかを観察する癖がある。

そして、傷つけられてから、離れるのだ。

人との境界線、バウンダリーというのだけれど、それが私の場合まったくない。

怖いのに近づく。そして緊張しながら、相手を確認している。

怖いと思ったら、離れていい、逃げていいとCAPでは子どもに伝える。

なにをしててでも逃げていい。

自分を守るために。

そう伝える。

そう理解していても、怖いことが何もなかった人の世界は理解できない。

そのうち、だれも一度は恐怖を味わっているのだろうから、私の経験は大したことじゃないと、思いこんでいく。

それが私自身が自分の首を絞めることになってくる。だから苦しいのだ。

私は、無償の愛は娘に渡せていると、この度も言われた。

けれど、自分がもらっていないものを必死に、娘を守ろうとして、渡している。

受け入れる、受け入れようと常に必死である。

それが出来ている自分を褒めている。
けど、


私も欲しかったという思いは、子どもであった私からは、抜けないんだよと言われた。

だって、母の愛、父の愛はあってあたりまえものもだからね。

それがないんだから、苦しいのは当たり前で、つらいんだよ。


子どもはいくつになっても、母を求めるんだよ、あきらめられないんだよ。

そう神様は作っているんだよ。

神様は僕に、そういうつらい人を治療できる力をくれて、そしてあなたと出会いを用意していた。

これは偶然じゃない、必然なんだ。

怖いと思っている人の近くに来ては心は開かない。

もっと、離れて座ったらいいよ、と毛布とクッションをくれて、3メートルくらい離れた。


細かいことは今は書きたくないので、書かない。

けれど、私が今まで自分で自分を褒めても褒めても、心に残って行かないわけがわかった気がする。


私のポケットは、穴があいていて、詰めても、詰めても、そのあなから抜けて行く。
だから、いつも心が空っぽのような気がする。

まわりがどんなに私を大切にしてくれても、穴のあいたポケットでは、大切なことは落としてしまう。

そして、「消えてしまいたい」と満たされない気持ちがわいてくる。


わかれている人格がいくら必死になって、頑張っても本来の私のポッケには、届かない。
入れても、入れてもするりと落ちて行く。


だから、満たされない。

いつでも彷徨って迷子になる。

心がどこかに飛んでいってしまう。
だからつかれるんだよ。



簡単に言うとこんな感じ。

今も記事を書きながら大粒の涙が頬を伝っていく。
声にならない声で泣く。

まだ続く、私の戦い。

忘れ物を入れる器を取りに行かなければ、私に安心はないんだ。

心の快復に取り組んでから、8年時間が過ぎた。
いつも春になると、これで終わりになるかな・・・と期待する。

毎年、今が一番楽だと思う。

けど、もう少し楽になれるというのであれば、もう少し・・・。


子どもの私はこの状態でいつも耐えていたんだと思うと、本当に
「よく頑張ったね」と抱きしめたい。

昨日、まーさんが
「勝ちたかった百人一首。負けちゃった」とポロポロ涙を流してそばに来た時に、あたりまえのように、Hugする手が出て抱きしめた。

通院しないという彼女に、「今、Drと話さないで、いつ話すの?」と背中を押したように、私も小さなkasumiの背中を押してあげたい。

なぜ、私はkasumiの母親じゃないんだろう。


私が小さなkasumiの母になれたら、どれだけ彼女を救えるんだろう。

それが出来ないのが、とても悲しい。
悔しい。


もう頑張らなくていいよ、まーさんと駄々っ子しよう。

こっちにおいで。

無償の愛受け取ろう。おいで。怖くないし、助けてくれる人いっぱいいるよ。

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