虐待を生きて~kasumi&michieのキルティング人生と快復~
虐待の連鎖を切る手助けをしたい。。 これからは、一緒に歩いていこうね。 2010年私なりの終止符うちました。 新しい道はどんな道??
カテゴリー「michieの日記」の記事一覧
- 2025.04.20 [PR]
- 2007.01.23 2006年近況
- 2007.01.23 サバイバーからガーディナーへ
- 2007.01.23 2005年からのkasumiそして大きな夢
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思春期の娘を見ていて、へぇ~~~へぇ~~~と思うことが多い。きくと
ころによると「思春期としては、とても順調よ~~~♪」といわれることが
多い。私はどうしても不思議でたまらない光景だったりする。思い切り親
に逆らっていて、こっちが切れそうになると、「(・-・*)ヌフフ♪」と笑う。その
顔が思い切りめんこいなぁ~~と思うものだから、思わず抱きしめたくな
る。かといってその怒りはどこに行くかというと、私の中に沸々を煮えたぎ
る。その煮えた感情は、私自身への自己肯定を覆すものになり、凹む。
里親の事、CAP、娘の事それぞれに忙しい。ほかにも取り組んでいること
があって、忙しくなるのは変らないけれど、どうしても子どものことに一生
懸命になったあと、脱力感がさけられない。その取り組んでいる時間はと
ても楽しい。ふと、一人になると、落ち込んでいる私がいる。どうしてか
な???とずっと考えていた。 ある時、まあちゃんと一緒にクッキーを作
った。部活の先輩に上げるのだといって、こねていた。私も自分の家でク
ッキーを作れるとは思っていなかった。特にお菓子はきっちりと計らないと
とか、時間を守らないととか、先入観があって、つい私には無理な事とし
て、手を付けてこなかった。作ったとしてもホットケーキか蒸しパン。 最近
はとてもアバウトなので、本の通りにすれば何とかなると思ったりもするの
で、一応簡単に作れる粉も買ってきておいて、お菓子の本を開きながら、
作り始めた。娘は型と取る時にしか参加しない。初めのうちはそれでも楽
しかった。新しいオーブンはとても優れもので、いろんなものが作れちゃっ
たりする。(笑)新しいものが作れて、美味しいと思って、楽しいはずなのに
終わりかけになると「つまらない」虫が騒ぐ。 先日里親の一泊研修があっ
た。そのときもお話を聞いたり、子ども達と過ごすことが楽しかったり、一
年振りにあって、その成長振りを眺めていたりした。その帰りには、近くに
ある児童施設の学園祭にも言ってきた。子ども達の成長やそこの大人の
関わりがとてもいいなぁ・・・・と思って帰ってきたはずなのに、「つまらない
虫」が出てきていた。 どうしてだろうと、考えていたら「そっか。お姉ちゃん
はうらやましいんだ」と気がついたので、お姉ちゃん様に紅茶と、美味しい
もの、楽しいものを優先するようにした。 家族で楽しい時間に、私は必ず
「苛々」してくる。誰かのために何かを必死でした時に、「もっといい方法
があった」そう思って自己嫌悪に陥る。 これって、私もそうしたかった、守
られたかった、大切にされたかったと、大人の私に訴えているんだよね。
今まで、できなかったことは「にがて」なこととして、取り組まないで来た。
上手に出来ない自分もいて、「どうせ・・・」とこげぱんの心理になっていく
のだ。 だけど、最近買ってもらったオーブンがとても優れもので、「パン」も
「ぴざ」もクッキーもわりと簡単に出来ちゃうのだ。 初めのことは「ヘルシ
オ」が優秀だからと思っていたのだけれど、そうじゃなくて私自身がつくろ
うかな?と思わないと出来ないと夫から言われて_(‥ )フーンと考えた。 と
りあえずは、いままで挑戦しなかったお菓子や料理にトライして楽しもうと
思う。
私はもうサバイバーから卒業したのかな?と思っている。 もう、かつて
の傷ついた子どもから、傷を癒せる大人になってきてると思う。ずっと、小
さいお姉ちゃんの力は借りて生きて行きたいし。 大人の私より、行動力い
ざとなったときの判断力は抜群なのだ。 それも、私自身が耐えられなかっ
た子どもの心をすべて引き受けてくれていたのだから当然と言えば当然
の事。
子どもに守られているなんて・・・と笑う人がいるかもしれない。 だけど、実
際私はそうやって生きてきたし、娘の力も借りて生きている。 私のままで
いること。自分を大切な人だと思うことで、どんどんかみ合わなかった歯
車が回りだす。 嫌だって言っても良いんだと、危険な場所から逃げる事、
助けて欲しいということ。 本当に大切なことだと思う。私は大切な人なん
だ。そして、あなたも大切な人。 一人、一人が平等に与えられている人権
は、きちんと守られるべきであり、また子どもは大人の手でしっかり守って
いく。 私は優しい社会を作れる大人を増やしたい。そして、いつかきっそ
れは実現する。 そんな夢を、大きな夢を持ち続ける事ができる大人の背
中を子どもに見せていける大人でありたい。 私は「ちいさいゆりさんに、
なりたい」。 2005年9月9日 夢は大きく、そして願っていれば実現できる
はず・・・。(笑)
2005年春から、CAPの活動を始めた。 CAPそのものは10年前から知っ
ていた。でも近寄りがたかった・・・。たぶん、自分自身の傷に触れたくな
かったのだろう。
今、わたしにとってもCAPはまさに私の居場所であり、応援団でもあり、楽
に呼吸ができる場所でもある。 6月、7月にスペシャリストの研修を受け
て、もうすぐCAPデビューもある。 今までは、頑張っている自分自身に
「もしかしたら私は変な人?」という考え方がこびりついていて、自信を持
っていることでも、あとで必ず嫌な事が起きるのではないか?良い事ばか
りは続かないと不幸を数えてしまっていた。でも、でも今年は何かが違う
のです。後から、後から使い果たしたはずのエネルギーがどんどん沸い
てくる。まさしく、エンパワメント(内なる力)されている自分がここにいる。
父と言い合いをした夜に妹に電話をして、泣いた。
妹は、「お姉ちゃんはどうしてそう、なんでもすべてを受け入れようとしてし
まうんだろうね。もう、仕返ししようよ。お姉ちゃんができないなら私がや
る。」そんな風に話していた。 私は本当は言い争うとか、けんかとかは余
り好きじゃない。でも、守りたいことがあればとことん戦う。周りからなんて
いわれてもいい。そんなことは関係ない。今、そうしなければ自分じゃなく
なる。
そんな性格だと思う。・・・がしかし、自分の事になるととたん
に、戦闘モードでなくなる。とても不思議な事だけれど、自分を中心に争う
のはとても、苦手なのです。 娘が 「うちの母、自分の事より 人の事」と
いう川柳を作った。聞いたとたんに、ごもっともでございますと、爆笑した。